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2020年01月27日06:54

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ヒイラギナンテン

緑地帯には、1/25に紹介したセイヨウヒイラギ同様、棘のある葉が特徴的な植物があります。ヒイラギナンテンです。ヒイラギはモクセイ科ですが、ヒイラギナンテンはメギ科でこれも全く別の木です。遠目で見るとナンテンに似ており、葉の縁にヒイラギのようなトゲがあることからヒイラギナンテンと命名さました。

和風庭園の定番植物で、別名「トウナンテン」です。原産地は台湾やヒマラヤ周辺で、日本に渡来したのは江戸中期です。早春に小型の黄色い花を房状に咲かせます(三枚目)。6弁の花には芳香があり、光沢のある葉とのコントラストが美しいため生け花によく使はれます。

実を秋につけます。セイヨウヒイラギのやうな赤い実ではなく、どちらかと言ふとヒイラギのやうな黒紫色の表面に白い粉を吹く実をつけます。葉っぱに棘がありチクチクするので、公園などでは進入・立入禁止を目的として植ゑられることもあります。少年野球場の脇にもあり子供たちが難儀してゐました。

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