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2020年01月25日07:23

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セイヨウヒイラギ

緑地帯は今は花枯れ時ですが、赤い実がいろいろとあります。センリョウ、マンリョウ、ピラカンサス、クロガネモチ、ナンテンなどなどです。冬に赤い実が多いのは、鳥が上空から見た時に、緑の葉が落ちた中で赤は目立ち、よく食べてもらえるためという説がありますが、俗説っぽいですね。

特に目立つ赤い実を見つけました。調べて見るとセイヨウヒイラギ(西洋柊)でした。クリスマスの時に飾るホーリー(Holly)です。ヒイラギと付きますが、日本にある実が黒紫色のヒイラギ(3枚目)はモクセイ科で、セイヨウヒイラギはモチノキ科の全く別の植物です。棘のある葉がそっくりなのでこの名になりました。

ヨーロッパではセイヨウヒイラギは魔力があると信じられていて、キリスト教に取り入れられました。悪魔や妖精がクリスマスの期間に悪いことをしないようにと、民家、店、教会、墓地などに飾り付けられたのが始まりです。日本では節分の日にトベラの枝を魔除けに門に飾る風習があります。

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