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2020年01月19日06:54

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サルスベリの実

冬に咲く花と言えば、ツバキ、サザンカ、スイセンなど限られてきて、わが緑地帯でもほとんど見つけられません。花屋さんの店頭では室(むろ)咲きと言って温室花が並べられてゐます。代って森の中は黒いネズミモチや赤いクロガネモチ、ナンテン等の実が目に付きます。

また、派手ではないのですが、きのふ紹介した焦げ茶色のナツフジやサルスベリの果実も結構多く見られます。私の散歩道はルートがほぼ決まってゐるので、同じ植物の春夏秋冬の姿を定点観測することができます。特定の木の春の芽吹き、初夏の緑、夏の花、秋の落葉、冬の枯木と変化を追って楽しめます。

ご存知サルスベリ(百日紅)は漢名のごとく8月頃から11月頃まで3ヶ月以上も花を咲かせ続ける夏の花の代表です。木の肌がつるつるで猿も滑り落ちるほどと言ふので和名は猿滑りですが、猿は滑らずさつさと登ります。果実はたくさんついてゐてコーヒー豆のやうな色と形です。




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