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2019年12月14日07:00

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ブナ落葉


緑地帯の一画にシイ(椎)、ブナ(橅)、コナラ(小楢)、クヌギ(櫟)などブナ科の木の集まった林があります。もみぢ(黄葉・褐葉)も終はり、枯れ葉となり落葉となって降り積もってゐます。どこまでがもみぢでどこからか、枯れ葉か色では分かりにくいのですが、落ちてしまへば褐色一色です。

近くの園児たちがやって来て、落葉にもぐったり、空に巻き上げたり、蹴散らしたりして遊んでいるのに出っくはします。深いところでは手首の上まで潜るほどに積もってゐますから絶好の遊び場です。ブナ科の木に多いドングリも沢山落ちてゐますので、拾ってゐる子もゐます。

大人でもさうですが、ふかふかの落葉を爪先で蹴散らして歩くのは郷愁を誘ひ気持ちの良いものです。園児に限らず高齢の御婦人方もここへきて落葉を蹴って行くのを見かけます。幼い頃を思い出しながらの行動ではないかと、お顔に浮かぶ笑みから想像してゐます。



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