わが緑地帯には隠れたもみぢの名所があると11/26の当blogで書きました。約7~800mに亘ってカエデの並木があります。11月末の時点ではまだ見頃前でしたが、きのふ行ってみると、急な寒さのためか、もう見頃を過ぎてゐました。枯れて落葉になってゐるものも6割ほどあります。
ここには家から5分もかかりません。一人か二人すれ違ふ程度で、まー独り占めできる紅葉狩りポイントです。しかし後ニ三日もすると、完全な冬紅葉（ふゆもみぢ）になってしまうでせう。冬紅葉は冬の季語で「残る紅葉」とも言ひます。
角川俳句歳時記には《 晩秋の紅葉美しい。しかし、冬に入っても木の梢などに紅や黄色の葉が固固まっていことがある。･･･冷たい風やいく度かの霜を経て辺りが枯れ色を深めるなか、瑞山の日溜りに揺れる冬紅葉は、ひときわ鮮やか。大気はしんと澄み渡る。 》とあります。
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