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2019年11月20日06:48

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ピラカンサス

近くの団地の庭に、これは見事にびっしり、赤い実をつけたピラカンサスを見つけました。もともと沢山の実をつける木ですが、こんなに沢山なものはめったに見ません。日本でピラカンサスと言ふと、トキワサンザシ(常盤山樝子)、ヒマラヤトキワサンザシ、タチバナモドキ(橘擬き)の三樹を指します。

トキワサンザシとヒマラヤトキワサンザシは朱い実を、タチバナモドキは橙色の実をつけます。バラ科ピラカンサ属は南ヨーロッパ及び西アジアを原産で明治時代の中期に日本へ渡来しました。実がサンザシに似てゐて、常緑であることから「トキワサンザシ」と和名がつけられました。

ピラカンサス(Pyracanthas)は、ギリシャ語の「pyro(炎)+ acantha(棘)」が語源で、火のような真っ赤な実をつけ、枝にはいっぱいとげがあるという意味です。中国名でも「火棘」です。枝にトゲが多いため防犯を兼ねた垣根に利用されることがあります。うかつに触れると本当に痛い木です。









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