フェイジョア

ご近所の生垣の一部になってゐるフェイジョア（別名:フィジョア）に実がついてゐます。ウルグアイ、パラグアイ、ブラジル南部原産のフトモモ科の常緑低木です。果物として栽培される他、庭木や生垣用としても評価が高い木ですが、日本ではあまり見ることがありません。

ニュージーランド、オーストラリア、アメリカ、イスラエルなどで庭木や公園樹として人気があります。とくに、ニュージーランドは最大の生産量を誇り、ヨーグルトやアイスクリームなどに加工するほか乾燥させた果肉を使ったフェイジョアティーが広く飲用されてゐるやうです。

6/16の当blogでも紹介した夏に咲く花は白い花弁と赤い蕊の対比と蕊が美しい花です。冬にかけて熟れる果実は甘みがあり、パイナップルとバナナの中間の様な芳香があります。果実は通常、自然落果したものを更に追熟させてから食べます。12月頃になったらご近所に拾いにゆきませう。