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2019年06月26日06:32

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スイレン

緑地帯の高町池にスイレン(睡蓮)が咲いてゐます。スイレンは多年生の水生植物で世界の熱帯、亜熱帯に約40種類が分布しています。温帯に自生している種類を元に改良された「耐寒性スイレン」と熱帯原産の種類から改良された「熱帯性スイレン」があります。

混同されるものにハス(蓮)があります。一般に水面に咲くのがスイレンで、水面より上の方で咲くのがハスです。しかし、熱帯性スイレンも花茎を水面より上に伸ばして花を咲かせます。ただ、睡蓮の葉は切れ込みがあり、蓮にはないので区別がつきます。

和名ではヒツジグサ(未草)と呼びますが、ヒツジグサは温帯に分布する「耐寒性小型スイレン」の一品種で、ヒメスイレンとも呼ばれます。温帯性に比べ熱帯性スイレンは花色が豊富で青や紫色まであります。
むろん高町池のスイレンは耐寒性のヒツジグサの一種の方です。




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