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2019年06月19日06:33

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コバンソウ

辺りの道端に沢山のイネ科のコバンソウ(小判草)が生えてゐます。見た通り穂(果実)が小判のように見えるのでついた名前です。穂の付き始めの頃は明るい緑で、やがて実る頃には小判色になります。さらに穂には細かい毛が生えてゐて、小判が光ってゐるやうに見えます。別名にタワラムギです。

コバンソウは地中海沿岸域の原産で、明治時代に観賞用として渡来し他帰化植物です。じっくりと眺めると、形も模様も面白く、観賞用として入ってきたことに納得できます。野原に勝手に生えてゐるので花屋さんには置いてありませんがドライフラワーとしても利用されます。

コバンソウの仲間にヒメコバンソウがあります。どちらも荒れ地や路傍に生育し、よく混生してゐます。コバンソウは穂の部分が1.5〜2cmありますが、ヒメコバンソウは2~3mmほどですぐ区別できます。
若いころのコバンソウはビールに使うホップにもよく似てゐます。




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