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2019年10月19日02:33

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幾度の変遷を経た50年に渡った「ヘヴィー・メタル・バンド」(その2)

「BLACK SABBATH」 【トニー・アイオミ 主導期 (1979年 - 1996年)】

◎1979年、ブラック・サバスのトニー・アイオミは、既に
別のバンドカラーを引き受けることのできる人物にコンタクトしていた。

「レインボー」を脱退したばかりのロニー・ジェイムス・ディオである。
トニーからの要請に、ロニー・ジェームス・ディオは、快く加入を快諾。

★HEAVEN & HELL (邦題:ヘブン&ヘル)
レインボーのサウンドと融合し、新たな様式美スタイルを展開した
9枚目のアルバム「ヘヴン&ヘル」を翌年1980年に発表。業界からも高い評価を受ける。
1980年、オリジナルドラマー ビル・ワードが脱退。
その後ワードは、短期の復帰を繰り返している。(1980年作品)

★Mob Rules (邦題:悪魔の掟)
前作「ヘヴン&ヘル」のヒットを受けて発表された通算10枚目のアルバム。
「ヘヴン&ヘル」に伴うツアーの途中でバンド創設メンバーでドラマーのビル・ワードが脱退。
新ドラマーにヴィニー・アピスを迎え制作した初のアルバム。
代表曲「悪魔の掟」「ヴードゥーの呪い」「Turn Up The Night」収録。(1981年作品)

中途半端にオジー時代の音楽性に回帰した作品で、前作で顕著だった
ロニーのヴォーカルの持ち味が活かされておらず、不評だった。

★LIVE EVIL (邦題:ライヴ・イーヴィル)
1980年3月にリリースした「Live At Last」はクオリティが低く、ファンを満足させられなかった。
Black Sabbathが、1981年の「The Mob Rules Tour」をレコーディングし
完成させた彼等にとって真のライヴ・アルバム。
本策の「Deluxe Edition」は、ライヴ音源を実際のオーディエンスよりに切り直すことで
より臨場感溢れるライヴ・パフォーマンスへと際立たせた。
今回初めてライヴ音源をセットリスト順に、曲間の曲紹介や群衆の楽曲参加も編集せず
全て収録。(1982年作品)

◎1982年、ロニーがリーダーバンド 「ディオ」 結成に向けて脱退。
1983年に 「DEEP PURPLE」再結成を目論んでいたイアン・ギランは、再結成が
暗礁に乗り上げたため、自らのBAND「GILLAN」を解散し、喉のポリープ治療に専念
するといいながら、一転、1983年にブラック・サバスに電撃加入した。

★BORN AGAIN (邦題:悪魔の落とし子)
1983年8月、Vertigoよりリリースされた11作目のスタジオ・アルバム。
ヴォーカルに元Deep PurpleのIan Gillanをフィーチャーした唯一のアルバム。
Black SabbathとIan Gillan(元Deep Purple)の融合がどうなるのか?
ファンの最大の関心事だった問題作は1983年にリリースされた。
前任のRonnie James Dioの代わりが務まるか疑問符が出されたが、
リリースされるとUKではアルバム・チャート4位と好成績を残した。(1983年作品)

◎とうとうDEEP PURPLE 再結成が実現したため、イアン・ギランは1984年に脱退した。
ロン・キールが一時加入するがすぐ解雇。(1984年)
その後オーディションでデヴィッド・ドナートが加入するが、(1984年-1985年)
ドナートもすぐに解雇され、ヴォーカリスト不在のまま活動は停滞した。

* 1985年、この年に世界規模の大型チャリティー・コンサート「ライヴエイド」が開催。
バンドはオリジナルメンバーによる、一度きりのラインナップ復活として参加した。

◎オリジナルメンバー、ギーザー・バトラーが脱退。
トニー・アイオミは、これを機にバンドを活動停止し、ソロ・アルバムの制作に着手する。
翌年にレーベルからの強い要請により、構想したアルバム「セヴンス・スター」を製作する。
当初は、「トニー・アイオミ」名義でリリースする予定でいたのであるが、レーベルの意向で
「ブラックサバス フューチャリング トニー・アイオミ」という何とも妙なクレジットとなってしまった。

★SEVENTH STAR / BLACK SABBATH feat TONY IOMMI (邦題:セブンス・スター)
ゲストに招いていたグレン・ヒューズ等が、そのままツアーのバンドメンバーとなった。
本作は、Black Sabbathの作品の中でもしばしば誤解され、過小評価されている作品の1つ。
ギタリストのTonyのソロ・プロジェクトとして捉えられる傾向があるのも否めない。
レコード会社からのプレッシャー、ブルースをベースにした楽曲、ヴォーカリストのGrenn Hughes
の影響など様々な要因のせいか、Black Sabbathらしくないアルバムとも言われている。
バンドのキャリアでもターニング・ポイントを迎えたのもこの時期である。(1986年作品)

★EIGHTH STAR (Unofficial Album) /BLACK SABBATH feat GLENN HUGHES
グレンはそのままバンドとしてのブラック・サバスの正式メンバーになり活動する予定だったが、アルコール、ドラッグによる体調不安や負傷でツアー直前に解雇される。(1985年-1986年)

◎その後サポートにレイ・ギランを加入させる。
しかし「エターナル・アイドル」のレコーディング途中で解雇されてしまう。(1986年-1987年)
●ETERNAL IDOL デラックス・エディションDisc 2には、Ray Gillen在籍後期、
アルバム・リリースに向けてスタジオで行ったレコーディング・セッションの音源を収録。

★ETERNAL IDOL (邦題:エターナル・アイドル)
メタル・サウンド復活を遂げた作品。
アルバム制作当初、健康に問題があったGlenn Hughesとその後任のRay Gillenとの
悪戦苦闘を繰り返していたため、アルバム制作は既に進行中だったが、
ヴォーカルを変える決断を下す。
アイオミが信頼できると判断した、無名に近いTony Martinを大抜擢したのだ。
難局を乗り越えたバンドはTony Iommiよる素晴らしい楽曲のおかげもあり、
OzzyやDioという偉大なフロントマン無しで作り上げた素晴らしい作品と評価されることもある。
しかしながら未だに過小評価されている作品のトップであり、
ヘヴィ・メタル・ファンには是非一聴して欲しい作品だ。
デラックス・エディション化にともない、シング「The Shining」のB面曲2曲
(「Black Moon」と「Some Kind Of Woman」)を追加収録。

★HEADLESS CROSS (邦題:ヘッドレス・クロス)
トニー・マーティン時代の2作目。様式美を追求した名盤です。
まず楽曲群ですが、Black Sabbath特有の死やサタンに関する歌詞を冷たく
ドラマティックななメロディーに乗せて歌い上げる、鳥肌モノの楽曲が並びます。
1曲1曲の完成度が極めて高く、各曲が独立して存在感を放つのはもちろん、
8曲という構成でアルバム全体としても引き締まった一つの作品として完結しています。
音質についても素晴らしく、コージーのドラムが存在感を示しつつも、全ての楽器が
楽曲の質を最大限にするべくミキシングされています。
トニーのギターはザクザク切り込むようなリフではなく長音中心であることに、
程よいリバーブが合わさって、まるで神殿で演奏されているような雰囲気を醸し出しています。
リバーブ効果がカバーし、引っかかった感じが皆無で楽曲にマッチしたソロに聞こえます。
尚、When Death Callsにはブライアンメイも参加しています。(1989年作品)

★TYR (邦題:ティール)
.┘拭璽淵襦Ε▲ぅ疋 ▲悒奪疋譽好ロス TYR のトニー・マーティン参加の3連作は
名作の誉れ高いにもかかわらず、何故か「廃盤」状態が続いている。
「Tyr」(ティール)とは北欧に伝わる神の名前で、その名の通り、本作は北欧の神話を
モチーフにしたコンセプト・アルバムだ。
寒々とした旋律を多用した荘厳なヘヴィ・メタルで、収録されている楽曲はどれも良い。
正統派メタルの名作だ。
「The Vision」 という副題が付いたオープニング曲「アノ・ムンディ」の完成度は凄まじい。
アルペジオに続いて女性コーラスが入り、ビートなしでマーティンの歌が始まる。
1ヴァース歌った所からバンド演奏が加わり、劇的に盛り上がって行く…。
「静」のパートが効果的に使われているのも、本作の際立った特徴である。
BLACK SABBATH というと「ヘヴィ」でなければならない様な縛りがあるが、
このアルバムはそれを堂々と裏切っている。(1990年作品)

◎1992年コージー等と入れ替わりに、第2期ブラック・サバスの主役である
ロニー・ジェイムス・ディオが復帰する(ギーザーも復帰)。
どういう方向性なのか、意味が分からないまま、マーティン路線のファンは困惑した。

★Dehumanizer  (邦題:ディフューマナイザー)
第2期ブラック・サバスのメンバーを揃え、モダン・ヘヴィネス的な要素を取り入れ、
ファンの期待する様式美スタイルを捨てた「ディヒューマナイザー」は著しく不評で
売り上げが低迷し、ロニーは期待を大きく裏切り、去るように再び脱退。(1992年作品)

◎ちょうどこの頃、引退を発表していたオジー・オズボーンからサバスに対し、
11月にL.Aのコスタ・メサで行う引退ライブへ、ロニーへ前座ゲスト参加のオファーが来ます。
アイオミとギーザーは乗り気だったそうですが、当時の(Vo)ロニー・ジェイムズ・ディオが
「道化のサポートはしない」、と烈火のごとく断固拒否し、
ヴィニー・アピスを連れて脱退、DIO再結成へ至ったというのが、真相のようです。
※ま、オジーの前座なんてけったくそ悪い!っていう気持ちはわかりますが。

◎結局このライブに参加する事を決めたサバスがロニーの代役に選んだボーカリストが
何と「メタルゴッド」ロブ・ハルフォード。こうして初日共演の「11月14日」共演2日目「11月15日」
限りのとんでもないバンドが結成されました。
(ロブはロニーに了解を得た上でステージに立ったそうです)
Mob Rules
Children of the Grave
Children of the Sea
Symptom of the Universe
N.I.B.
Die Young
Into the Void
Heavn and Hell
Sweet Leaf
Neon Knight

…というセットリスト。約61分。
ロブはスタンドマイクの前から一歩も動きませんが
(おそらくモニターに歌詞のカンペが貼ってある)、凄いのはロニーでさえ半音下げている
「Mob Rules」を元キーで楽々歌っているところ…
何せ歌い出しから2オクターブ上の高音域を使って延々フルコーラス歌える人ですから。
また、「Symptom Of The Universe」が完奏されているのもロブの強烈なボーカル故で、
この曲に関してはオリジナルを完全に凌駕してます。


★Cross Purposes (邦題:クロス・パーパシス)
ロニーでの編成での大失敗から、ブラック・サバスはオリジナルの再編成も視野に入れていた。
オジー・オズボーン(Vo)を含む、オリジナル編成での再結成が画策されていた時期である。
しかし、「過去に戻る事に、意味があるとは思えない」といういつもの理由でオジーが同意せず、
アルバム制作は成らなかった。しかしギーザー・バトラー(B)はそのまま残り、
トニー・マーティン(Vo)を2作振りに呼び戻して曲作りに入った。
(Ds)は元RAINBOWのボビー・ロンディネリ。
ギーザーが居ることで、バッキングはヘヴィ一色の暗黒世界になっている。
時に「静」のパートを効果的に使ってきたマーティンを含むラインナップ。
多少、作風が窮屈になった感はあるが、その中で、ちゃんと良い曲を書いてくるのが、
「Mr.いい人」トニー・マーティンの真骨頂だ。  (1994年作品)

★Forbidden (邦題:フォービドゥン)
時代に合わせた新しいサウンドをやれ!とレーベルの圧力が掛かり、ヘヴィ・ロックに
ラップまでやらされたブラック・サバス。
しかし、その中でも何とか上手く「らしさ」を保った作品である。
Tony Martinを含むこの編成は本来、きちんと作り込んだサウンドが身上。
しかし今回は、敢えて作り込まず、思いついた音・言葉を並べていく形で制作が進んだという。
FEAR FACTORY 顔負けのゴリゴリ・ベースに、アジテーション・ラップ。
まさに1990年代後半の音である。正統派のメタル・サウンドを期待していた人には
ショックなサウンドだ。しかし、それも前半だけで、後半はもう少し以前の路線に戻る。
キーボードのイントロによる、初のバラード「I Won't Cry For You」、やや尻切れとんぼな
メロディーながら、Martin節が聴けるタイトル曲「Forbidden」など、秀曲は数曲ある。

しかし、思うような作品を作らせてもらえない環境に嫌気が差したか、以後、2006年に至るまで、NEWアルバムは制作されていない。唯一、ジャケットだけはなかなか面白い。
人気アニメーターの作品だそうで、墓場に現れた死神(当然 巨大な大カマ持参)に、
仰天した人々が逃げ惑うというコミカルなもの。「バンド史上最悪のジャケットだ」(1995年作品)




 
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コメント

  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年10月19日 23:52
    サバスは全部聴いていますが、一番好きなのは『HEAVEN & HELL』です♪楽曲もヴォーカルも最高に凄い♪
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年10月20日 00:17
    > mixiユーザー 何故だか TONY MARTIN の参加している(SABBATH以外でも)アルバムは、ほぼ廃盤扱いになっています。復刻発売してもらいたい(リマスタリングして)なぁ〜
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年10月20日 00:19
    > mixiユーザー 『HEAVEN & HELL』は、ジャケ買いしました。当時はアナログ盤で、高価だったので、これだけしか収録曲ないの〜って、思っていましたが、聴いてビックリ!!「ライジング」を超えたと思いました。

mixiユーザー

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