mixiユーザー(id:39816565)

2022年05月15日16:12

57 view

ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス(Doctor Strange in the Multiverse of Madness)

 元天才外科医で最強の魔術師ドクター・ストレンジの活躍を描くマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の「ドクター・ストレンジ」シリーズ第2作。2016年に公開されたシリーズ第1作以降も、「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」(18)、「アベンジャーズ エンドゲーム」(19)、そして「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」(21)など一連のMCU作品で活躍してきたドクター・ストレンジが、禁断の呪文によって時空を歪ませてしまったことによって直面する、かつてない危機を描く。マルチバースの扉を開いたことで変わりつつある世界を元に戻すため、アベンジャーズ屈指の強大な力を誇るスカーレット・ウィッチに助けを求めるストレンジ。しかし、もはや彼らの力だけではどうすることもできない恐るべき脅威が人類に迫っていた。その脅威の存在は、ドクター・ストレンジと全く同じ姿をした、もう一人の自分だった。ドクター・ストレンジを演じるベネディクト・カンバーバッチをはじめ、ストレンジの盟友ウォン役のベネディクト・ウォン、元恋人クリスティーン役のレイチェル・マクアダムス、兄弟子モルド役のキウェテル・イジョフォーら前作のキャストが再結集。物語の鍵を握る新キャラクターのアメリカ・チャベス役でソーチー・ゴメス、ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ役でエリザベス・オルセンも出演。「スパイダーマン」3部作(02、04、07)を大ヒットさせたサム・ライミが監督を務め、「オズ はじまりの戦い」(13)以来となる長編映画のメガホンをとった。(映画.comより)





<2022年5月15日 劇場鑑賞>

 さすがの出来栄えでしたね〜。しかし、観客にマーベルの通が多いからって、この登場人物!多彩すぎる。私は「ワンダヴィジョン」のドラマを見てないので(ドラマはとにかく何も見てないのだが)、わからないことも多かろうと思っていたのですが、話の筋は理解することができました。



<ネタバレあり>

 悲しかったですね。確かに、今回の作品ではワンダがヴィラン。でも、彼女の気持ちは痛いほどわかりました。彼女は、ただ息子たちと一緒にいたかっただけ。叶わぬ夢をかなえたかっただけ。他には何もいらなかったはず。ただ、架空のバースだろうと夢だろうと、息子たちと一緒にいれたらそれで満足するべきだっただけです。息子たちに何があっても守りたい、そのためにはマルチバースをコントロールする能力が必要、と思考が飛躍しすぎましたね。でも、叶わないからこそ、どんなことがあっても失いたくない、と強く思った気持ちは理解できます。そして、なんとしても守りたかったはずの子供たちに「お願い、ぶたないで」と言われてしまうシーンの切なさ。私は涙が止まらなかったです。

 ストレンジも大活躍でした(当たり前か・笑)。しかし、マルチバースが舞台だと、何でもありになってしまいますよね。どんな目に遭っても、違うバースではちゃんと存在するのですから。まぁ、死んでる自分に侵入(同一化)したらダメ、とか一定の法則はあるみたいですけど。過去の作品を忘れかけてるので、ストレンジのヒーロー像があっても「そうだったけかな」となってしまっているのですが、そうに決まっているので悩まずに鑑賞(笑)。

 しかし、エグゼビア教授にも驚きましたが、エージェント・カーターが出て来てびっくり!ファンタステック・フォーのリーダーは、私が今まで見た映画の俳優ではなかったけれど(キャプテン・マーベルもね)、彼女がキャプテンアメリカになるバージョンは、パロディかお遊びのお話を作ったのか、と勝手に思っていたので、正式に出て来て驚きました。

 とにかく、エンタメ要素満載で楽しめました。ベネディクト・ウォンが円を描くと、そこからシャン・チーが出て来るのではないか、とか期待したりして。ストレンジも、他のストレンジに「探したさ、彼女(レイチェル・マクアダムス)と一緒にいるストレンジがどこかに存在するはずだと思ってな。でも、いなかったんだよ、どこにもな」と言われてショックだったでしょうね。かわいそうに。でも、女性ってそういう生き物だから(笑)。

 今回は吹き替えで鑑賞したのですが、これも良かった!あと、上↑の写真を探していると、ロキが映りこんでいるポスター(マルチバース・オブ・・・で)が複数出てきたんだけれど、ロキなんか出てたかなぁ。私、わからなかったです。誰か教えてください。
3 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する