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2021年10月07日22:54

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007 ノー・タイム・トゥ・ダイ(No Time to Die)

 ジェームズ・ボンドの活躍を描く「007」シリーズ25作目。現役を退きジャマイカで穏やかな生活を送っていたボンドのもとに、CIA出身の旧友フェリックス・ライターが助けを求めにやってきたことから、平穏な日常は終わりを告げる。誘拐された科学者を救出するという任務に就いたボンドは、その過酷なミッションの中で、世界に脅威をもたらす最新技術を有した黒幕を追うことになるが……。ダニエル・クレイグが5度目のボンドを演じ、前作「007 スペクター」から引き続きレア・セドゥー、ベン・ウィショー、ナオミ・ハリス、ロリー・キニア、レイフ・ファインズらが共演。新たに「ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密」のアナ・デ・アルマス、「キャプテン・マーベル」のラシャーナ・リンチらが出演し、「ボヘミアン・ラプソディ」のフレディ・マーキュリー役でアカデミー主演男優賞を受賞したラミ・マレックが悪役として登場する。監督は、「ビースト・オブ・ノー・ネーション」の日系アメリカ人キャリー・ジョージ・フクナガ。(映画.comより)







<2021年10月3日 劇場鑑賞>

 長かった。3時間近くって、長いわ〜。で、個人的には「007の映画って、こんなに何作も話がつながってること、あったっけ」って思いました。上司のМやQ、マネーペニーは続投していることは多かったけれど、わりと一つ一つの話は独立していたと思うのです。が、ダニエル・クレイヴの007は全部把握していないと理解できない感じになってましたね。最初のほうの話を忘れかけてたアホな私は、少し戸惑ったのでした。

 前作で恋に落ちたレア・セドゥと一緒に暮らす007。しかし、彼女の勧めで起こした行動で死にそうになったことから、彼女は敵と通じていると疑った彼は、彼女を捨ててしまいます。そしてひっそり暮らしていた007。でも、やっぱりその能力を買う人がいる限り、引っ張り出されるわけです。今回は、変な生物兵器を作った博士を保護すること。いろんな裏事情があって、裏切りや私利私欲が横行するとはいえ、基本的には「✕ーmen」かなぁ、「アベンジャース」シリーズかなぁ、みたいな既視感のある話だったと思います。

 今回は、特にQが素敵でした。若々しかった彼がちょっと落ち着いた感じになってたけれど、でも、初めて家に来てくれる彼氏のために料理している姿がとってもキュートでした。あと20分で彼氏が来るのに、上から目線で無理難題を吹っ掛ける007とマネーペニーは、ちょっとヒドいんじゃないでしょうか。あと、セリフとして「死んだのかと思ってた」と、皆007に対して言うのですが、いやいや、誰もそんなこと本気で思ってなかっただろう、って感じにセリフが浮いてました。現実味なさすぎ。

 でも、年齢を重ねていよいよカッコいい007と、バックグラウンドがどうあれ、スマートで美しいレア・セドゥ、そしてお墓の写真でしか登場しないけど、やっぱり美しいエバ・グリーンなど、目にも楽しい映画でした。Мはお腹出ちゃってるけどね(笑)。



<ここからネタバレ>

 女性の007もカッコよかったけれど、幼い娘があれほどラストまでクローズアップされるということは、ゆくゆくは初めての二世ボンド?!というアイデアも頭をよぎりました。これからの展開を楽しみにしています。


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