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2020年07月12日16:20

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スウィング・キッズ(Swing Kids)

 K-POPグループ「EXO」のD.O.が主演を務め、タップダンスチームが人種やイデオロギーを超えてダンスで絆を深めていく姿を描いた韓国映画。日本でもリメイクされた大ヒット作「サニー 永遠の仲間たち」のカン・ヒョンチョル監督作で、ビートルズやデビッド・ボウイ、スウィングジャズのスタンダードナンバーであるベニー・グッドマンの「シング・シング・シング」など名曲の数々が物語を彩る。1951年、巨済島捕虜収容所に新しく赴任してきた所長は、対外的イメージアップのために戦争捕虜でダンスチームを結成するプロジェクトを計画する。収容所一番のトラブルメイカーであるロ・ギス、4カ国語を駆使する通訳者ヤン・パンネ、行方不明になった妻を捜す民間人捕虜のカン・ビョンサム、ダンスの実力を持ちながら栄養失調の中国人捕虜シャオパン、前職はブロードウェイタップダンサーの黒人下士官ジャクソンが集まり「スウィング・キッズ」が結成された。そんな寄せ集めダンスチームにある公演の話が舞い込む。D.O.がロ・ギス役を演じるほか、ブロードウェイミュージカルの最優秀ダンサーに授与される「アステア賞」の受賞者であるジャレッド・グライムスがジャクソン役を演じる。(映画.comより)









 結構人が入ってるなぁと思ってたら、韓国のアイドルが出てたんですね。私なんか、少し前までジョン・ファブローの「スウィンガーズ」とおもいっきり勘違いしてました。あんな感じの映画かなぁ、つまり青春群像劇かなと思っていたのですが、違いました。表現こそ拙いですが、要は戦時中の捕虜のお話。捕虜たちに表現の場を与え、自由に躍らせ「人権を保護して大切に扱っているぞ」とアピールしたい支配者と、最初は思惑を抱えていた捕虜たちが、踊ることを通して絆を育み、自己に目覚めていく様子が描かれます。黒人さんに対する差別(もちろん日本人に対する差別も)をまだまだあからさまな時代、才能を生かしてダンスにチャレンジした人々の話です。

 題材はいいと思います。ただ、映画自体の出来が普通だった。アイドルを目一杯カッコよく撮ろうと思ったのか、結構長いのに、ダンスチームは労働もあまりせずにお気楽に描かれていたり、なぜか子供(少年)がいたり、イマイチわかりづらい感じの映画でした。バックグラウンドをよく勉強してから見た方が楽しめたのかもしれませんね。

 主人公のファンの人にはたまらない映画になっていると思います。一人だけ入っている女性メンバーが魅力的でした。もちろん、黒人タップダンサーもね。

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