■「72+41=10013」は正解?学校教育が子どもの個性と多様性を奪っている
(日刊SPA! - 09月01日 15:52)
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正解に至るまでのプロセスを指すのであれば、多様性はあってもいい。
つまり、3+3+3+3という計算をしなくてはならない場合において、3×4という式を書いて12と言う答えを導き出したとする。
数字的にはどちらも正解しているので、これを不正解にするのはおかしい、というのならわかる。
たどり着く場所が同じであれば、どのルートを辿っても良いということ。
なので今回の場合も、72+41 → 100+13 → 113 までたどりつけていたなら、正解にしても良いとは思う。私もこの手の計算をするときにはまず数字を分解するしさ。さらに言うと、もっとややこしく分解する。
ただ、100と13のところまでで止まっているものまで認めてしまうのは、いささか甘いような気がするんだよ。
『惜しい!もうちょっと!』という判定でいい。
『自分が通ったあとに、ちゃんとドアを閉めなさい』と言ったとする。
両手を使って丁寧にしずかに閉めようと、後足でバァンと蹴り閉めようと、ドアを閉めたという結果は同じ。行儀は悪いが、ドアは閉まったのだから。
そっ……と手を添えてドアを押しても、隙間が開いてたら虫が入ってくるでしょ。
できてないんだよ。 100+13じゃ、あとちょっとできてないんだよ。
ちなみに私も代入法で考える方が楽なので、全ての数字を導き出してから式として清書するタイプ。なので、考え方に関してはどうでもいい。
数学なんて、白か黒かの答えが出せる場合がほとんどなんだから、そこまでいかなきゃ正解になんないし、最後にきっちりゴールすることを教えるべきだとおもうけどね。
どんなにいいペースで走っていたって、ゴールをしなきゃリタイアなんだから。
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