■タトゥー情報ですし店解雇=賠償求め労働審判申し立て―東京地裁
(時事通信社 - 09月01日 19:00)
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刺青を入れるという行為は、自分と他者との差別化を意図して入れるものと認識されている。
つまり、『差別化されたいから入れるもの』なんだよ。今の日本ではね。
そう。区別ではなく、差別。自ら被差別者になる覚悟がないまま、髪を染めるくらいの感覚でやらかす人が多いんだ。
どういうタトゥかは判らないが、少なくとも現代の日本でこの世代であれば、『拒否を示したにもかかわらず不可抗力により刻み込まれてしまったタトゥ』というものが存在するとは思い難い。
ということは、自ら進んで皮膚に墨を入れたのだろう。
それが上腕のワンポイントであれ、背中一面の唐獅子牡丹であれ、墨は墨として扱われる。
その覚悟はしたうえでの施術だろうし、施術前に彫師から説明を聞いたはずだ。
注意書きのようなものに署名までしたかどうかはわからないが、『社会的にこんな扱いを受けるなんて知らなかった!』と言うのであれば、この若者は職場ではなく、そういうリスク確認をしなかったタトゥスタジオの施術者を訴えるべきだろう。
『こんなものひとつでこんな扱いを受けるなんて酷すぎる。タトゥひとつで俺と言う人間の全てを否定する会社が悪い。社会が悪い』と思うかも知れないね。いまそう言いたいだろうし、言ってるかもしれないね。
確かにそうなんだけどね。日本においてのタトゥってのは罪人に刻まれる刻印であり、任侠界隈の方々がカタギには戻らないという意味合いで入れるものですんでね。
『自分は普通の人とは違います。かかわらネェ方がいいですぜ』っていう印ですぁね。
どのみち完全には消すことは出来ないし、皮膚移植でもしないかぎりはまだらに変色して汚らしく残るかもしれない。それなら刺青が入っててもやれる仕事に就いたほうが早いと思うのよ。
任侠なんて大袈裟なこと言わなくても、容認してくれる職場はあると思うしね。
それとも、一方的に解雇されたことが腹立たしいから、せめてお金でも取ってもらおうって腹かね……。
あー、なんか書いてて思ったけど、コレが一番可能性たかいな。
だってそうじゃないならとっとと他の仕事いったほうが早いもん。
解雇は撤廃されてるみたいだけど居心地悪いだろうし、みんなから冷たくされるし、面白くないと思うしさ。
つまんない意地を張ってないで、もっと気楽なところでフルタイムできっちり働いたほうが給与面でも精神面でもいいと思うんだけどな。
まあ、現代日本が持ってるタトゥへの偏見も時代とともに薄れていくとは思うけど、まだまだ先のことだと思うよ。
それこそ、顔中ピアスだらけでトゲトゲになってる人が、ニューオータニのトップコンシェルジュとして挨拶しに来てもなんとも思わないような時代になんないとw
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