ネジ切り用の、刃具

コレは、メネジを切削する刃具「タップ」です。

一般的には、車やバイクのDIY整備でヤバイ時に出動して
メネジを修正したり、清掃する刃具として知られていますが…
普通、こんな物を目にする人は少ないでしょう。
（できれば、コイツの世話にはなりたくない）

でも、メネジを修正ではなく、新規で切る事も可能なので
カスタム野郎にとっては、カユい所に手が届く便利ツールだったりします。

塊やちょっと厚めの板材なら、ネジを立てれば裏側にナットを置く必要が無くなり
ボルトだけで取付が完結します。
ラジコンいじりにも、今や欠かせない刃具となっています。

通常で知られているのは、画像右の「ストレートタップ」です。
実は３種類の形状違いがあります。
最初に垂直を決めるための先端が細い仕様、通常タイプ、
そして非貫通の底穴に最後までネジを切る仕上げ用。

修正なら、どれを使って大差ありませんが…
新規でネジ切りなら、かなり重要だったりします。
無理してタップが折れたら、エライ事になりかねません…

私がメインで使っているのは、画像左のスパイラルタップ。
ドリルのような螺旋の溝があり、切れ味はストレート仕様を凌駕。
切削で出た異物を除去しながら切れる便利アイテム。

でも、一般ホームセンターで売ってないのが困りもの。
それに値段もかな〜り高額。

コレを回すハンドルは、普段はこんな超原始的なタイプ。
でもコレが一番、タップの垂直を出しやすい。
それに正逆転が簡単だし、シンプルで扱いやすい