メッキ落とし

現在、1985年製のラジコンバギーを鋭意レストア中。
現時点で、トータルが２７台目…　いい加減に増やしすぎ、な気がする。

車種は「マルイ　サムライ４ＷＤ」です。
現在は電動エアガンの老舗である、東京マルイ玩具製。
昔は「マルイプラホビー」と称し、プラモデルやモーターライズカー等を販売し
1983年あたりにホビーラジコン界に参入、90年あたりで撤退。
ミリタリーつながりで、戦車ラジコンも出してたような。

色々と困った事を乗り越えつつ、現在の課題は…
ホイールのリニューアルです。

純正状態では、サテンクロームのシブいメッキが施されていて
ディテールを崩さないままのメッキが非常に美しいのですが…
さすがに、３０年以上の歳月には勝てない。

アチコチのメッキが剥がれまくりで、みすぼらしい。
というワケで、コレは塗装でフォローします。

メッキは表面に金属を乗せているので、そのままでは塗装や接着が出来ません。
そこでメッキを剥離する作業が加わります。

塩素系漂白剤に漬けて、数十分待つと…
メッキの銀色がキレイに落ちて、元のプラ成型色であるグレー色が出てきます。
本来の表見が出てくるので、ディテールやエッジもそのまま出てきます。

この後は洗剤でキレイに洗って乾燥させて、塗装工程に移ります。


ちなみに、塩素系漂白剤によるプラメッキ剥離はプラモじゃ常套手段です。
今回使った漂白剤は…　カビキラーだったりする。