COVID-19のせい？ ということもないのでしょうけど、
もちろん例にもれず無観客で行われるＧ�汽譟璽后�
とはいっても、昨年は14頭立てだったこのレースですが、
今年はさらに減ってしまい12頭立てに…。
なんでしょう？ 出走しにくいのかな？
第64回 大阪杯 (Ｇ��)
阪神競馬場 芝2,000ｍ 4歳以上 国際 定量
この時期の忙しさということもあるのでしょうけど、
やはり記事が書けないことが出てきてしまいますね。
今年もまた先週の高松宮記念は記事が書けませんでした。
タワーオブロンドンのまさかの大失速がありましたし、
書いていたら大外ししていたことでしょうけど。
何でしょうね…あの子は左回りが苦手？…
左回りでも勝っているレースはあるのですけどね。
ま、先週のことは先週のこととして、
今週は阪神競馬場 大阪杯(Ｇ��)です。
かつての大阪杯(Ｇ��)からＧ�気乏幣紊欧気譴討�ら、
今年で４回目の開催となるわけですが、
このところ出走頭数が寂しいですね。
昨年は１４頭の出走。今年は１２頭立てになり、
Ｇ�気砲覆辰討�らの最少出走頭数です。
もともと大阪杯は出走馬のレベルは高いものの、
出走頭数そのものはあまり多くないという傾向があり、
Ｇ�気悗粒幣紊欧呂修梁从�になるかとも期待されました。
ただ、出走馬が集まりにくいこの日程の問題が、
変わるわけではありませんし、中止になっていなければ
先週開催されていたはずのドバイワールドカップ、
世界レベルの有力馬は、やはりこちらに回っていく
ことになります。大阪杯どころではないのですね。
そんなわけで、今年はついに１２頭立て。
それでもそのうちの５頭がＧ�鞠呂任后�
4枠4番 ワグネリアン
期待度という点でいうと、ワグネリアンが一番の推しですね。
ご存知一昨年のダービー馬ですが、昨年の大阪杯で３着。
東京のようなロングコースでも、阪神のような小回りでも
きっちりと上位入着の安定感があるところがこの馬の魅力です。
着外になったのは皐月賞(中山Ｇ�機┝�2,000ｍ)の7着のみ。
大崩れはしないかもという信頼感はあります。
ただし…アルアインやアーモンドアイ、スワーヴリチャードに、
今回もここで激突するブラストワンピースなど、
こうした強力なライバルがいると、ついその後塵を拝すことが
多くなってしまうところが心配なところ。
大崩れはしないのですけど、そこそこの上位入着までで
とどまってしまうところが今一つ残念な馬でもあります。
父がディープインパクト、母父がキングカメハメハという
日本ではトップレベルに信頼度の高い組み合わせの配合。
瞬発力とスピードの持続力が魅力で、中距離向きの
血統というイメージですね。
タイプ的には天皇賞(春)のような長距離レースに向いている
タイプではないと思いますので、勝負はここだと思って
調整してきていると思います。
ダービー馬の再びの戴冠に期待です。
6枠8番 ダノンキングリー
天皇賞(秋)でアーモンドアイに迫ったダノンプレミアムといい、
ダノックス勢もこのところ活躍馬が急激に伸びてきました。
前走の中山記念(中山Ｇ�供┝�1,800ｍ)の結果を見ると、
この馬が一番人気になるのではないかと考えられます。
Ｇ�気陵ゾ，呂△蠅泙擦鵑�、昨年のダービーで首さの着。
皐月賞でもあのサートゥルナーリアの3着に入り、
コースの違いや相手の強さに関わらず、しっかりと上位に
ついていける実力の高さに信頼感のある馬です。
父がディープインパクト、母父がストームキャットなので、
典型的な中距離のスピード馬のタイプ。
2,000ｍは得意中の得意という距離でもあります。
そこで目を引くのが前走の中山記念で、エ女王杯優勝の
ラッキーライラックに0.3秒差をつけての勝利をおさめた
ところだと思います。
もともと実力のある馬でしたけど、このところの
成長度合いから考えて、上位人気に応えてくれる
ものと期待しています。
5枠5番 ラッキーライラック
阪神ジュベナイルフィリーズ(阪神Ｇ�機┝�1,600ｍ)の
優勝馬であり、昨年はエリザベス女王杯(京都Ｇ�機�2,200ｍ)
で復活優勝を果たした名牝です。
２歳女王として臨んだ桜花賞でも期待はされましたが、
何しろ同期にアーモンドアイがアイルという不運な馬でも
あるもので、桜花賞で2着、オークスで3着という結果でした。
チューリップ賞(阪神Ｇ�供┝�1,600ｍ)優勝以来の重賞制覇を
昨年のエリザベス女王杯の優勝で果たすことができ、
まだまだ実力の衰えていないところを示すことができました。
エ女王杯の京都競馬場でも勝っていますし、
東京競馬場のオークスでも３着に入着しています。
直線が長い方が得意なのかと思うと、
小回りの阪神競馬場では、むしろさらに安定しています。
前走の中山記念でもダノンキングリーの２着に入り、
レース運びの器用さを発揮して見せました。
さすがはオルフェーヴルの娘ですね。
父はオルフェーヴル、母父はＢＣクラシック２着の
フラワーアレイで、フォーティナイナー系にあたります。
この馬からは米二冠馬のアイルハヴアナザーを輩出しており、
このフラワーアレイ産駒であり、それこそラッキーライラックの
母馬ライラックアンドレースもアメリカのＧ�鞠呂任后�
やはり中距離を中心に活躍の期待できる血統ですね。
ただ前走ダノンキングリーにつけられた0.3秒差を、
どこまで覆すことができるかがポイントです。
3枠3番 ブラストワンピース
ここで有馬記念馬の登場です。出走頭数が少ないとはいえ、
まだこんな馬が残っていたのかというところが、
それでもさすがはＧ�汽譟璽垢世隼廚錣擦襪箸海蹐覆鵑任垢諭�
3歳でレイデオロを抑えて有馬記念(中山Ｇ�機�2,500ｍ)で
優勝し、一躍有力馬の仲間入りをしました。
そこそこに実力はあるのですけど、勝つか着外かの
どちらかケースが多く、勝率は11戦7勝でかなり
高い方であるものの、負け方がダイナミックなところが、
意外と注目されない理由かもしれません。
父はＫＧ＆ＱＥＳ優勝のハービンジャー。
母父はキングカメハメハという配合。長くスピードを
持続できるところが魅力の配合です。
大阪杯でも活躍は期待できますが、どちらかというと
さらに長い距離でも力を発揮できる血統。
このあとの天皇賞(春)をも見据えたローテーションを
考えているのではないだろうかと思います。
そうすると、仕上がりの段階がどの程度なのかが
気になるところではあります。
8枠12番 クロノジェネシス
牝馬からもう一頭。昨年の秋華賞(京都Ｇ�機┝�2,000ｍ)の
優勝馬です。まだ4歳とはいっても、これまで9戦5勝。
着外になったことがありません。
この抜群の安定感は魅力的といえる馬ですね。
牝馬の３歳戦をくぐりぬけてきたわけですので、
その９戦もほとんどが牝馬限定レース。混合レースでは
どうだろうかということは気になるところでした。
前走の京都記念(京都Ｇ�供┝�2,200ｍ)で優勝していなければ、
もう少し評価が下がっていたかもしれません。
ここで２着以下に２馬身半の差をつけて優勝したことで、
混合レースでも通用する実力であることを示してきました。
父が凱旋門賞馬のバゴ、母父がクロフネという配合なので、
牡馬であればやや長距離適性かなという印象の血統です。
牝馬であっても確かに中距離から長距離向きという感じで、
おそらく秋はエリザベス女王杯を目指していくのだろうと
思います。牝馬なので天皇賞(春)へと転戦するのかどうかが
微妙なところなので、この大阪杯は一つの勝負所なのでしょう。
こちらも期待が高まります。
出走頭数が少ないので、これ以上挙げると、全部が優勝候補
みたいになってしまいますね。ただ、今年７歳になりましたが、
7枠9番にダービー馬のマカヒキが入っていることも、
このレースをわくわくさせてくれます。無観客ですし、
頭数からいうとだいぶ寂しいレースになりますけど、
出走メンバーはなかなか楽しみなメンバーだと思います。
ログインしてコメントを確認・投稿する