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2017年01月22日20:09

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1・20、不当弾圧に抗し、警視庁で闘っている正清太一氏に面会し、激励してきたぞ−!       塩見孝也

 一昨日、1・20、警視庁に行き、仲間3人で、拘留中の正清氏に面会して来ました。
 僕は、彼の逮捕を知らず、知ったのは19日のことでした。
 正清氏は、「9条改憲阻止の会」や<反原発>ら諸戦線の同志であり、かつ氏は僕の個人的な長年の友人でもありました。
 僭越ながら反弾圧の分野では、僕は経験豊富ですから、すぐに、事態の本質が掴め、なすべきことが分かりました。適切な人々に連絡し、情報を集め、何よりも本人との面会の緊要性を理解しました。そして、急遽、この日、僥倖も手伝い、面会を追求し、それを実現出来たわけです。ありがたいことです。
 氏は、血色が良く、快活に話し、元気そうでしたが、1・16日、逮捕されて以来、五日目でも、すでに相当痩せていました。13日間、拘留されるとさらに痩せます。これが、23日間ともなれば、激痩せします。僕は、40数年前、23日間の拘留・取調べの闘いを3回程、経験しています。この時、63キロから55キロに激痩せしました。それほど、取調べをめぐる攻防は厳しいです。
 僕らは、取調べられる留置生活の中で、何か不当なことは行われていないか、を正清さんに聞き、それぞれの想いを込め、激励し、差し入れもしました。取調べ中は、いろんな人が、入れ替わり、立ち替わり面会し、被取調べ者が寂しい思いをしないようにすることが一番大切です。今のところは、ずっと、懇意な人が、引きも切らせず、激励に行っているようでした。しかし、拘留が長くなってゆくと、面会者は、段々少なくなってゆくものです。
 僕らが立ち上げた、経済産業省前の空き地を活用したテント村は、昨年、自主撤去しました。が、その後も、テント無しで座り込みを毎日、心ある人々は、やや規模は縮小しましたが、綿密なローテーションを組み、継続してきました。この、座り込みの仲間達と行動を共にしていた彼を、公安や丸の内署は、狙い撃ち的に、「建造物毀損」の言いがかりをつけ、この1・16日、不当逮捕したわけです。
 氏は、テント村訴訟の渕上太郎氏と共に二人の「代表」の一人であり、自主撤去をした後も、上記のような行動をとり続けてきましたから、彼を狙って、公安や丸の内署は言いがかりを付け、逮捕を狙っていたことは確かでしょう。極めて計画的と言えます。
 普通だったら、2泊3日で、パイになるのですが、検察・警察側は1月18日、そうせず、逆に10日間の拘留延長を決め、身柄も警視庁に移管しました。こうなると1月28日、土曜が、さし当たっての、予測可能な第一次の取り調べ終了時期で、起訴か、不起訴かが、この日に決まります。不起訴なら、釈放され、起訴されれば、−そのまま、パイされることもありますが−拘置所に移管され、拘留されます。若し、保釈が効くとなれば、保釈金が積まれ次第でパイされます。刑事訴訟法では、この10日間の延長に加え、さらに、もう10日間、証拠固めら、「起訴・不起訴の的確な判断をする」ため、と称し、拘留延長が許され、合計、最大23日間の拘留・取調べをやって良い、という規定があります。ですから、氏が1・28日にパイされるか、起訴されるかは、あくまで可能的な予測に過ぎず、僕らは2月7日までの取り調べを覚悟しておかなければなりません。
 丸1ヶ月近く、取調べの拘留が続くのですから、被疑者は疲労困憊し、激痩せします。
 さし当たって、この一ヶ月近くの間、反弾圧救援運動は、弁護士面会は勿論のこと、一般救援者達の面会ローテーションやそのほかの方針などの激励・救援の諸体制を準備しておかなければなりません。
 若し、再々延長ともなれば、やられっ放しを甘受するわけには行かず、こちらも反撃・攻勢に出てゆく必要があります。この要とし、裁判所に訴えて、<拘留理由開示裁判>を行い、如何に不当拘留か、を公開で、メディアらに暴露してゆく必要があります。
 僕は、逮捕から出獄するまでの20年間、妻・息子をはじめ、同志や闘う仲間から、無心・無償の救援を受けて生き延びて、今の自分の生があると思っています。このことに鑑みれば、正清さんをはじめ、現在、弾圧を受けているいろんな方々にご恩返しをしなければ、とかねがね思って来、又多少のことはしてきました。 そして、今回、正清さんの不当弾圧に出遭いました。ですから、この闘いに氏が首尾よく勝利し、晴れて出獄し得るよう、微力ながら、最大限の努力をしようと思い立ちました。
 皆さん、どうか氏が勝利するように、ご支持、ご支援をお願いいたします。
 面会は、一日1回、3人までです。しかし、面会しに来たことを伝えられる差し入れは、何度でも出来ます。
 僕は、1月24日も、警視庁に再面会に行こうと予定を立てました。こんな行動を多くの人々が追及してゆけば、警察・検事も生なかに、拘留のための拘留のような根拠なき拘留は出来なくなる可能性も生まれます。

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