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2016年10月28日03:49

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「ビラを剥がせ。さもなくば撤去する」とは何事か!「豊島郵政ユニオン通信」に見る“さいとう君”争議闘争報告第2弾。  11・10団交が鍵となる。   塩見孝也

 皆さんへ
「豊島郵政ユニオン」通信には、NO919号の後の、さいとう君達と会社(資本)との闘いが報告されています。これを読めば、彼の前号のアッピール=戦闘宣言の内容が良く理解され、その後のやり取り等攻防の姿がしっかりと捉えられます。紹介しますので、是非ともお読み下さればと思います。
 そして、組合と東京支社が激突する11・10団交に集中していきましょう。  (塩見)
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●見せしめ懲罰の自転車配達への配置転換は止めるべき。
 前回発行号、919号に掲載したように、郵政ユニオン役員が、9月30日夕方6時、夜勤業務バイクで走行中、急に右折してきた自転車の女の子とぶっつかるという交通事故に遭いました。一時停車・安全確認に努めていた中での不可避な事故でした。この事故以降、当該労働者は、バイク配達班(?)を止めさせられ、自転車配達班に強制的に配転されています。
 これは個人の問題ではありません。過去にも多くの人が交通事故当事者ということで、自転車配達を強要され、犯罪者呼ばわりされ、ある者は耐え、ある者は職場を去って行きました。当事者への体力的負担、他班員への過重な仕事負担、お客様への遅配などまったくメリットの無い見せしめ的懲罰たる強制自転車配達は即刻やめるべきです。
●労働組合活動への干渉は許されません。
 こうした趣旨を記した前号に対して、伊藤三集部長と労担が組合役員に絡んで来ました。「≪出頭しないのか≫≪自転車配達だ≫という文言は言っていない≫」「事故事例研究会は≪つるし上げる糾弾会≫ではない」と。
 そして「組合掲示板に貼ったビラを剥がせ。さもなくば撤去する。」と言って来ました。これは,正当な労働組合活動に対しする干渉行為です。怒りをもって抗議します。組合ビラを勝手に剥がすようなことがあれば、不当労働行為(組合への支配介入)として法的手段も含めて訴えることを、予め警告しておきます。
●その場で、「『出頭しないのか』と、確かに言っていたではないか」と説明すると、伊藤三集部長は「『確かに言った』と前言を撤回し、認めました。」
 また『吊るし上げの糾弾会』は経験した様々な労働者が思っていることを、表現したもので、管理職にとやかく言われるものではありません。又、労担が「2年間自転車配達を強制されている社員はいない。」と言いましたが、実際に客からのクレームで1年と半年以上自転車に乗っている方が良いと言います。そのことを伝えると「知らない」とのこと。労働者に大きな不利益、負担を背負わせておいて、「知らない」とは、如何なものか?
 三集部長にいたっては、「その人は,喜んでやっている。」などの妄言を吐く。毎日、筋肉痛になりながら自転車配達をしている労働者に対してなんという言い草でしょうか。
 豊島局のみならず、交通事故当事者が、「自転車配達」する事案は良く聞きます。中には一方的にタクシーに突っ込まれた被害者であるにも関わらず、「事故事例研究会」の後、3年間、自転車配達を強要された年配の社員、配達者が負傷して休業にまで追い込まれて、復職後自転車配達を強要される例など暇がありません。
●事故事例研究会では事故はなくならない。労働強化と人員不足の解消を!
 今回の交通事故についての「事故事例研究会」は、「安全確認が足りない」「父親の表情を読むことができなかったのか」「心に隙があったのだ」と断定的な意見、質問が飛びました。しかし、約50人の参加者は、夕方18時過ぎの暗がりの事故で、あったことを、まったく認識していませんでした。これでは、机上の空論です。「声を出せ」「やり過ごす」なんて日々の安全教育では一言も語られません。そもそもスライドの資料も真昼間のクリアな写真で今回の事故とはまったく違います。
 こんな「事故事例研究会」では交通事故は増えこそすれ、減ることはありません。27分、約50人の社員の配達時間を遅らせてやるような茶番劇でしょうか?個人が幾ら気をつけても、事故はなくなりません。事故の根本原因は、過重労働と慢性的人員不足にあります。人員補充と労働環境改善の声を上げましょう。職場での悩み事の相談は、郵政ユニオンに連絡下さい。労働組合の下、団結し、職場を変えて行きましょう!
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