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2016年02月09日17:27

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 1月30日(日)、「イスラム研究会」報告。          塩見孝也

 告知通り、第1回「イスラム研究会」が、持たれました。
●この第1回「研究会」は、参加者の多方面の慾求を基本的には充たしたものとして、無難に、成功裏に貫徹された、といって良いと思います。
 この提起後、この研究会を皮切りに、ある面で、米中で構成されてきた1980年代以降の新自由主義のグローバリズム体制としてある「国際情勢」のある面で、解体的な錯綜とした流動的事態の現出に対して、この国際情勢を綜合的にどう捉えるか、<東半球>のアジア・太平洋地域での政治経済情勢の特徴的事態、<西半球>のアラブ・中東、アフリカ地域の特徴的事態をどう押しなべて、包括的、綜合的に捉えてゆくか、の問題設定において、「国際情勢研究会」という大枠を与えた方が良いという見地で、「国際情勢研究会」の一環として、今後持たれた方が良い、という認識が提出され、それが、非公式の事務局レベルの認識となりました。
 この「イスラム研究会」は、この一回では終わらないでしょうが、この「イスラム研究会」も続けつつ、他の国際情勢の重要論点の研究も加えてゆくわけですから、それをどう加味しつつ、運営してゆくか、がこの第1回研究会の最後の論点となり、差し当たって、この第1回の「イスラム研究会」を準備した、事務局メンバーが、2月始めに集まり、今後を決めてゆくこととなりました。
 ともあれ、第一回「イスラム研究会」は、問題意識を持った「精鋭」の人々が、ほぼ予測通りに、多くもなく、さりとて、少なくもない形で、集まったこと。
 しっかりしたテキストとチュウターが設定され、レジュメが提出され、報告と熱心な討議がなされました。11時より、17時までやられ、その後、交歓会をやりました。
 今回の研究会の最大の目的、課題であった、イラク―シリアにまたがる<イスラム国>の登場、その帰し方、現状、今後について大筋の知見(あくまでも知見として)を集約してゆくことは達成された、とおもいます。
●テキストとして高橋和夫著「イスラム国の野望(幻冬舎)」が、あらかじめ設定され、1章から3章と4章から6章を二人のチュウーターがレジュメを出しつつ解説して行きました。又、適切で、必要な文献の解説のレジュメも提出されました。

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