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2020年09月25日14:01

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(社会)MeToo運動が看護師を動かす

仙台市の看護師鈴木ハルミさんという人が、約40年前に受けたとされる性的虐待に対して訴訟に踏み切った。鈴木さんはなぜこのような行動に踏み切ったのだろう。私の推察では、ジャーナリストの伊藤詩織さんが、アメリカの雑誌「TIME」で毎年恒例の、「世界で最も影響力のある100人」の中に選ばれたことが影響していると思う。

TIME誌には、社会学者で東京大学名誉教授の上野千鶴子さんの次のような紹介文が掲載されているという。

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上野さんは伊藤さんについて、「彼女は性被害を勇敢にも告発することで、日本人女性たちに変化をもたらしました」と評価。「彼女は日本の女性たちにも#MeToo運動に加わることを後押しし、全国の女性たちが花を持って集まり、性被害の経験について語ることで、性暴力に抗議するフラワーデモにも火をつけました」とつづった。
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■「教会で性的虐待」司祭を提訴=仙台の女性、40年前に被害―地裁
(時事通信社 - 09月24日 21:30)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6243838

 カトリック仙台司教区(仙台市)の司祭から約40年前に性的虐待を受けたとして、仙台市の女性が24日、司祭と同司教区などを相手取り、5100万円の損害賠償を求める訴訟を仙台地裁に起こした。原告側弁護士によると、カトリック教会での性被害を訴える訴訟は国内で初めてという。

 提訴したのは、仙台市の看護師鈴木ハルミさん(67)。家庭や仕事に関して相談していた県内の教会で1977年、司祭から性的虐待を受けたという。

 2016年にカトリック中央協議会に被害を申告した際、仙台司教区の司教(当時)から「あなたは合意の上でやった」などと言われ、二次被害を受けたとも主張している。

 鈴木さんは提訴後に記者会見し、「自分が教会を汚した」と考え、トラウマに苦しんできたと説明。「声を上げられずに苦しんでいる被害者はたくさんいると思う。そうした被害者にメッセージを届けたいという意味で提訴に至った」と話した。

 原告側弁護士によると、司祭は性的虐待の事実を否定しているという。
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