mixiユーザー(id:3879221)

2020年08月15日11:21

114 view

(その他)若い人に有利な時代

タイトルホルダーの羽根直樹碁聖は44歳で、挑戦者の一力遼八段は23歳だ。一力八段は3連勝でタイトルを勝ち取った。将棋のほうでも、藤井聡太(18歳)さんが渡辺明棋聖(36歳)に挑戦して棋聖位を奪取した。また、木村王位(47歳)への挑戦手合いも、現在3連勝で、王位獲得にあと1歩のところまで来ている。

こういったことを考えると、今は囲碁も将棋も若い人に有利な時代なのかなと思う。理由は、やはりAIの進化で、囲碁も将棋も大きな変化の節目になっているということがあると思う。このため、「過去の経験の蓄積」というものが役に立ちにくいのだ。このため、「長年経験を積んできた」ということがほとんど有利には働かないのだろう。代わりにAIの研究成果を踏まえた新時代の打ち方、指し方というものに柔軟な適応力を持っていることのほうが有利に働く。このため、若い人が有利なのだ。

ところで、一力新碁聖は、棋士として活躍する傍ら、16年に早稲田大社会科学部に入学し、今春、同大を卒業し、東北地方を拠点とする有力新聞社の河北新報社に入社したのだという。現在、東京支社編集部の記者としても活動しているという。棋士として活動することは、棋院に雇用されているということではなく、ステイタスはあくまで個人事業主なので、新聞社に雇用されても問題はないのだろう。

****************************
■一力八段が囲碁の碁聖獲得=初の7大タイトル―新聞記者としても活動
(時事通信社 - 08月14日 20:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6194646

 囲碁の羽根直樹碁聖(44)に一力遼八段(23)が挑戦する第45期碁聖戦5番勝負の第3局が14日、東京都内で打たれ、白番の一力八段が160手で中押し勝ちし、3連勝で自身初の7大タイトルを獲得した。

 対局終了後、一力新碁聖は「(3局)全体を通して、今持っている力を出せたのは良かった」と振り返り、「6度目(の挑戦で獲得)ということで、結構時間がかかったが、何とか結果を出せた」と語った。一方、失冠した羽根九段は「今の力は出し切れたが、それでも及ばなかったのは仕方ない」と話した。

 仙台市出身の一力新碁聖は5歳で囲碁を始め、中学1年生でプロ入りした。2014年に史上最年少で新人王になり、国際棋戦でも活躍しているトップ棋士の一人。

 7大タイトルでは16〜18年に天元戦、王座戦、棋聖戦で計5回の挑戦権を獲得。いずれも、7冠独占を2度達成した井山裕太三冠(31)=棋聖、本因坊、天元=に敗れたが、6回目のタイトル挑戦で宿願を果たした。

 一力新碁聖はまた、棋士として活躍する傍ら、16年に早稲田大社会科学部に入学した。今春、同大を卒業し、東北地方を拠点とする有力新聞社の河北新報社に入社。東京支社編集部の記者としても活動している
1 3

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2020年08月>
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031