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2020年07月02日12:10

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(自然科学)隕石の落下

白亜紀の末期(いまから約6500万年前)、地球には直径10000mの隕石が落下した。その爆発の衝撃はすさまじく、地球上で栄えていた恐竜を絶滅に追い込んだ。この隕石が落下したことは、この年代の地層に「イリジウム」という元素が非常に高い濃度で集積していることから判明している。

イリジウムは鉄との親和性が良く、しかも比重が高い(重い)ので、地球の創成期は、地下深くにどんどん沈降してしまい、地表部分にはほとんど残存していない。ところが、恐竜が絶滅したころの地層には、地表の平均値の10000倍程度の高濃度でこの「イリジウム」が発見されるのである。やはり、宇宙のかなたから降ってきたとしか説明のしようがない。このため、隕石落下説はほぼ確実視されているのである。

ちなみにその隕石の落下点は、メキシコのユカタン半島沖だという。海上から重力を精密に測定する技術により、海底の地形を描くことができ、巨大なクレーターが存在することが確認されたのである。

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■関東上空で大きな火球 破裂音?「聞こえた」投稿相次ぐ
(朝日新聞デジタル - 07月02日 04:44)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6141743
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