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2020年04月06日15:26

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(社会)医療崩壊防止の決め手はトリアージ

人工呼吸器を大量生産しても、医療崩壊防止の決め手にはならないような気がする。なぜなら、人工呼吸器を患者に適切に装着し、運転していくには、医師、看護師、医療工学技士などの熟練した専門職の手が必要だからだ。そしてこういう専門職の人は数が限られている。

そもそも人工呼吸器の装着と新型コロナウイルス肺炎の治療とはどういう関係があるのか、そこを科学的に把握する必要がある。現在、新型コロナウイルス肺炎の治療法が確立していない以上、人工呼吸器の患者への装着は、呼吸困難に陥った患者さんへのとりあえずの延命措置の域を出ないと思う。

では、人工呼吸器に呼吸を依存している患者さんが治っていくシナリオはあるのか。それは、延命処置を受けて延命した段階で、本人が免疫力を獲得して、自身の自然治癒力で治っていくシナリオに頼るしかないように思われる。

となれば、人工呼吸器を装着をする場合は、本人の自然治癒力によって治っていく力の強そうな人を優先して装着していくトリアージを行うことこそ重要である。この自然治癒力を発揮しそうな生命力の強い患者さんを選んでいく科学的な技術に磨きをかけるべきである。

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■政府、医療機器増産要請へ=人工呼吸器など―新型コロナで
(時事通信社 - 04月05日 09:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6035198

 政府が産業界に対して医療機器の大幅な増産を要請することが4日、分かった。新型コロナウイルスの感染拡大に備え、人工呼吸器などの調達を急ぐ。梶山弘志経済産業相が7日にも中西宏明経団連会長ら経済団体のトップに協力を求める。

 感染者が急増する東京都などでは、重症患者に対応できない「医療崩壊」への懸念が増大。小池百合子都知事らは、法律に基づく緊急事態宣言の発令を求めている。政府は7日にも取りまとめる緊急経済対策に人工呼吸器や、患者の心臓と肺の役割を果たす体外式膜型人工肺(ECMO、エクモ)などの増産支援措置を盛り込む。

 これを受け、梶山氏は産業界に増産や輸入拡大を促す。人工呼吸器は8000台以上確保したが、全国的な感染拡大に備える。防護服や治療に使う消耗品、アルコール消毒液などの生産拡大も求める。また増産などに必要な人員は、緊急事態宣言が出た場合でも、外出自粛の対象外になることを説明するもようだ。マスクについては2月に増産を要請している。

 感染が爆発的に増えた米欧では人工呼吸器などが不足する懸念が強まり、各国政府は自動車や重工業のメーカーにも医療機器の生産や増産を指示している。
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