ブルームバーグという企業が各国のイノベーション指数番付というものを発表している。2020年版の日本の順位は、12位だった。昨年2019年の同時期の発表では9位だったようで、順位を3つ下げている。
ブルームバーグは、世界の金融情勢を分析して世界の証券会社などにニュースを発信している会社で、ニューヨークに本社がある。
1位から12位までの順位は下記のとおり。韓国の順位が意外に高いことに驚く。韓国のように、イノベーションが活発に行われている国で、若者の失業率が極端に高いのには違和感を感じる。
日本は生産性の順位が低く、35位となっている。
1位:ドイツ
2位:韓国
3位:シンガポール
4位:スイス
5位:スウェーデン
6位:イスラエル
7位:フィンランド
8位:デンマーク
9位:アメリカ合衆国
10位:フランス
11位:オーストリア
12位:日本
【関連項目】
ドイツが韓国抜きトップ、日本は10位圏外に後退−イノベーション番付
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-01-20/Q4DPE9DWLU6P01
ドイツがブルームバーグ・イノベーション指数の2020年番付でトップに立った。6年連続で首位だった韓国が2位に後退し、米国は順位を一つ落とし9位となった。
8年目となる同指数は研究開発(R&D)支出や製造能力、ハイテク上場企業の集中度など7つの指標を使い数十の基準で各国・地域を分析している。
シンガポールが3位に躍進。日本は12位と昨年と同じく3つランクを下げ、トップ10の圏外となった。
一つ順位を上げ15位となった中国は、特許活動では2位、高等教育の効率性でもトップ5に入った。
ドイツは付加価値製造業とハイテク集中度、特許活動の3項目でトップ5入り。韓国は生産性の順位を昨年の18位から29位に大きく落としたことが響き、全体で首位から転落した。
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