松岡茉優さんは、少し前に放映された『ららら♪クラシック』に出演していた。そのときは、なんと河村尚子さんも同時出演で、『蜜蜂と遠雷』の中で使われる音楽の抜粋演奏も披露してくれて、大変興味深い番組だった。ちなみに『蜜蜂と遠雷』におけるキャラクター、キャスト、ピアニストの対応関係は以下の通りである。
キャラクター キャスト ピアニスト
栄伝亜夜 松岡茉優 河村尚子
高島明石 松坂桃季 福間洸太郎
マサル・カルロス 森崎ウィン 金子三勇士
風間塵 鈴鹿央士 藤田真央
これを見ると、ドラマの中のキャラクターとピアニストのキャラクターがそれほど乖離しないように慎重に人選されていることがわかる。『蜜蜂と遠雷』は小説も読んでいないし、映画もまだ見ていない。しかしせっかく映像化されたのだから、ぜひ見てみたい。
下の動画は河村尚子さんの演奏。
https://www.youtube.com/watch?v=B4g2oLQUldg
【関連項目】
松岡茉優へのインタビュー
https://movie.walkerplus.com/news/article/207559/
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■「主演に選ばれても浮き足立たなくなった」松岡茉優、“負け続けた子役時代”で得た特権
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=5824616
10月4日より公開が皮切りとなった映画『蜜蜂と遠雷』。国際ピアノコンクールを舞台に、栄伝亜夜、高島明石、マサル・C・レヴィ・アナトール、風間塵という世界を目指す若き4人のピアニストたちの挑戦、成長の過程を描いた作品だ。主演の栄伝亜夜を演じたのは女優・松岡茉優。第42回日本アカデミー賞において、『勝手にふるえてろ』で優秀主演女優賞、『万引き家族』で優秀助演女優賞を受賞するなど、いまを輝く女優の一人だ。
【写真】松岡茉優、バキバキに腹筋が割れた姿を披露
事務所に所属したのも、わずか8歳からと順風満帆な道のりを歩んでいるかと思いきや、以前テレビ番組に出演した際に「子役出身って言っていいのか分からなくなるほど、お仕事がなかった」と、幾度となくオーディションに落ち続けた過去があったことを語っていた。今回彼女が演じた栄伝亜夜が、5歳でCDデビュー、「天才少女」として名を馳せてきたことを踏まえると、歩みは真逆とも言える。今回、本人に当時の経験がもたらしたエピソードを聞いてきた。
■自身が演じた栄伝亜夜は「ただの暗い子ではない」
――自身が演じた栄伝亜夜のパーソナリティをどう感じていますか。幼くしてピアノの才能が花開き、天才少女と称されたが、母の死のショックでピアノが弾けなくなり音楽界から離れた……という過去に影を落とす女性ですが。
【松岡茉優】監督と最初にお話しした時に、「ただの暗い子にはしたくない」とおっしゃっていて、それは私も同感で。(栄伝)亜夜は感情の方向が常に自分に向いているだけで、決して暗い子では無いんですよね。だからみんなと一緒にはしゃいだりもするし。
――ピアノの演奏シーンが数多くありましたが、言われるまでずっと生で弾いているかと思っていました。それぐらいすごい迫力で。
【松岡茉優】実際には、ドイツ在住のピアニスト河村尚子さんが弾いてくださっているんですけど、録音の時見させて頂いたら、トマトがはじけたかのようなみずみずしい躍動感でしたね。それをできるだけ再現しようと、演奏の映像を何度も見て参考にさせていただきました。
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