こういった大学入試改革の試みは、「入試を改革すれば、高校生の勉強姿勢が変わる」という命題が前提条件に隠れていることを十分に認識するべきである。だが、この「入試を改革すれば、高校生の勉強姿勢が変わる」という命題は本当に正しいのか。
私の考えでは、「入試を改革すれば、高校生の勉強姿勢が変わる」という命題が成り立っている高校生(つまり、入試の改革に応じて自分の勉強姿勢を変える高校生)は、ほんの数パーセントに過ぎないのではないだろうか。
つまり、大半の高校生は、入試のシステムがどのように変わろうとも、それに追随して自分の勉強姿勢を変えることはあまりせず、自分のペースで勉強して、受かりそうな大学を選んで受験し、受かったところに進学するということなのではないだろうか。
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■英語民間試験、根強い不安=21年大学入試から活用−円滑実施に腐心・文科省
(時事通信社 - 10月07日 07:31)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5816323
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