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2019年09月27日15:47

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(産業経済)退職者というものについての考え方

その職場から退職者が出た場合、その退職者を取り囲む人(同僚や直属の上司)は、その退職者のことを悪くいったり、つらく当たったりしてはならない。その人の「退職したい」という意向や「退職する権利の行使」は100%尊重しなければならない。

もしその人が退職することによって、周囲の人たちに一時的にせよ負荷が高まって大変なことになったとしても、それはその「退職した人」のせいでは断じてない。そうではなく、その職場から「退職したい」という人が発生してしまったことに原因があり、責任があるのである。

なお、会社の経営者は、とりあえず求人広告でも出して労働市場から補充人員を探すのだろうが、労働市場からおあつらえ向けの補充人員が見つかるものと考えてはならない。なぜなら、労働市場からおあつらえ向けの補充人員が見つかる道理がそもそも無いのである。「中途採用者は能力が低い」などという言い草はばかげている。

労働市場から補充人員の人がやってきて、仕事をさせてみて、その人が所望のパーフォーマンスを発揮しなかったとしても、それはその人のせいではない。「お前はおあつらえ向きの補充人員ではない」などとその人をなじるのは、天に向かってつばを吐く行為に似ている。なぜなら、労働市場からおあつらえ向けの補充人員が見つかる道理がそもそも無いと考えるべきである。

では、会社の経営者はどう考えるべきか。やはり、退職者を出さないで済む職場環境の整備にある程度意を注ぐべきである。その意味で労使の対話はつねに一定程度の重要性は持っているだろう。

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■周囲の社員が退職する際、困ったこと1位は?
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=40&from=diary&id=5803965

 転職を決めたとき、最初に報告したのは会社の誰でしたか? 転職サイトに登録しているユーザーで、過去に転職したことがある人に聞いたところ「上司」(65%)が断トツ、次いで「同僚」(14%)、「先輩」(8%)であることが、エン・ジャパンの調査で分かった。

 周囲の社員が退職する際に、「この進め方はよくないなあ」「困ったなあ」と感じたことはある人は36%。具体的な出来事を尋ねたところ、1位は「退職日が急すぎる」(53%)。「突然前触れもなく、いなくなられると正直困惑するし、迷惑だなと思った」(27歳女性) 、「セール直前に店長から『退職する』と言われ、どうやってお店を回したらよいか分からなくなった」(34歳女性)など、会社の仲間や顧客に迷惑がかかるといった声が目立った。

 2位は「引継ぎが適当(引継ぎ期間・内容など)」(42%)。 「引継ぎ期間が短かったので、残された人たちで仕事をまわすのが大変だった。最低限でもいいので、マニュアルを作ってから辞めてほしい」(31歳女性)といった意見も。3位は「退職を伝えるタイミングがよくない」(28%)。「新しい仕事を任された直後に、退職意向届が来た」(29歳男性)といった声があった。

 退職を考えたことのある人に、退職を考え始めたきっかけを聞いたところ、「やりがい・達成感を感じない」「給与が低かった」(いずれも41%)がトップ。次いで「企業の将来性に不安を感じた」(36%)、「人間関係が悪かった」(35%)、「残業・休日出勤など拘束時間が長かった」「評価・人事制度に不満があった」(いずれも26%)と続いた。

 インターネットを使った調査で、転職サイトに登録しているユーザー1万74人が回答した。調査期間は7月29日から8月27日まで。
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