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2019年04月14日14:57

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(その他)NHKスペシャル『AIに聞いてみた 超未婚社会』

昨日、NHKスペシャル『AIに聞いてみた どうすんのよ!?ニッポン 第4回 超未婚社会』という番組を見ていた。御存知の通り、現在の日本は少子化社会である。そして日本の少子化の背景には、日本が超未婚社会であるということがあるという問題意識がある。若い人たちに結婚を促し、出生を促すにはどうしたらいいか、その解決策をAIに聞いてみたわけである。

AIは問題を尋ねればすぐに答えが返ってくるというふうには出来ていない。まず前提としての準備作業に、問題の判断材料、分析材料の対象となる大量のデータを読み込ませる必要がある。今回、AIには、異性の交際相手がいて、その後ゴールインしたり、逆に別れになってしまったりした人たちを対象に詳細なアンケート調査を行い、その回答をデータベースとして整理してAIに読み込ませ、若い人たちに結婚や出生を促すにはどうしたらいいかという分析をさせたのである。

AIから出てきた回答のひとつが、「男女のカップリングがうまくいくためには、ファッションを気にかけないタイプの人間になったほうがいい」というものであった。私はこのAIの回答を見たとき、「こんなばかばかしい、くだらない解決策を生み出させるために、多大なコストをかけて準備作業をしたのか」とあきれてしまった。

しかし、AIがこの程度の解決策しか示せないということは、現在の日本の若い世代の結婚や出生に関する環境がいかに劣悪で、行き詰まっているかを端的に示しているということなのだろう。AIの性能そのものが悪いわけではないと思われる。問題の解決策をAIに頼るのではなく、やはり人間が直接取り組むべきだろう。

私なりに考えた問題解決の方向性は以下の通りである。まず、若い人たちがある程度多数(例えば3人)の子供を産み育ててもらうには、特に女性の出生開始年齢(第1子を生み始める年齢)がある程度若くなければならない。例えば、その女性が3人の子供を産むものとして、およそのライフプランを考えると、

22,3歳のごろに第1子出生

26歳ごろに第2子出生

30歳ごろに第3子出生

という具合になるだろう。こういったライフプランが実現可能になるためには、どういう環境が整備されなければならないか。逆にどういうことが障害となっているか。その障害を除去するにはどういう方策が必要か、そういう角度から問題を分析していくべきだ。とにかく大事なことは、「女性が3人ぐらい子供を産むときのライフプラン」を問題意識の原点に据える。この問題意識を原点に据えて、環境整備や障害の除去を考えていくのである。

女性自身も、「大学を卒業してある程度キャリアの基礎を築いてから結婚…」のように悠長に考えていてはいけないと思う。大学を卒業したらすぐに結婚して第1子を出生するくらいでちょうどよいと思う。「女性を子供を産む機械のように考える考え方はけしからん。女性にだってキャリアデベロップメントを考える権利がある」のような反発はあるかもしれないが、そういう思想に高い優先順位を与えていては、少子化の問題は解決しない。

「女性にだってキャリアデベロップメントを考える権利がある」のような思想にはもちろん一定の合理性はあるが、「女性が3人ぐらい子供を産むときのライフプラン」の実現可能性をあくまで高い優先順位に置き、その下で女性のキャリアデベロップメントも併せて考慮する、という方向性が正しいだろう。


【関連項目】

番組HP

http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20190413
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