二重の楽しみの春の雪

鼻の穴がカバのようにくっついて
ツーーーンとなりすぎてくっ付くような
果たしてカバが鼻の穴を閉じるのかはわかりませんけれども
寒さで鼻の穴が小さくなって閉じる感じ
そんな寒さは北海道ならではなのです


水が出ないよ・・・・
って泣きながら・・・これは小さい頃も大人になってからも
大人になってからは　水道屋さんにいくら払うことやら・・
なんて切実な問題に泣いてしまう
そんな寒さも北海道ならではなのです


マイナス20度近くの雪がなく音だとか
日差しに煌めくダイヤモンドダストだとか
川から立ち込めるけあらしだとか
水蒸気がまったくない空は澄み渡っていつでも満天の星空で
美しさのあまりに見入ってしまうと
見入りすぎてしまうと
このままだと死んじゃうから温まろう
なんて思ってしまうのも北海道ならではで

地吹雪で自宅前までたどり着いたのに凍死してしまう事件やら
車の中にホワイトアウトで閉じ込められてしまったり
飛行機は悪評高いJR北海道よりアバウトで
それでもそれでもやっぱり北海道の冬は一番美しいと思うのです


どの季節がオススメですか？って質問は
ラベンダーの季節だとかカニのシーズンだとかウニのシーズンだとか
そう答えるのが　そう答えが返ってくと期待されているのはわかるのですが
やっぱり一番の寒さがある冬　美しい

美しいものには棘がありますかね
なんて思いながら
寒さって美しいのです
わかって欲しいなって



あっっ！！！
もちろんマイミクのみなさんだって美しいの知っていますからっっっっ！！！


け、け、けしてサービスなんかじゃ
ないんですからっっっ！！


なんてそんな言葉を挟みながら



これから春に向かっていきます
一つ雪が降るごとに温かくなって
また一つ雪が降ると温かくなって

雪も降らない寒さがだんだんと雪が降る水蒸気が空気中にあるぐらいの気温になるのです

だから雪が降って温かくなって

不思議な感覚なのですけれども
やっぱり雪が降るごとに温かくなるのです
ゆっくり時間をかけながら雪を降らせながら
2ヶ月間かけて花が咲く季節になるのです

そして降る雪はいろいろな形をして
それが二重の楽しみの春の雪なのです