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2020年01月19日20:18

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劇場版【メイドインアビス 深き魂の黎明】

 全編凄かったです。

出来るだけネタバレしないように書くつもりですが、なんの説明もなしに感想はかけないのでネタバレ扱いの日記です。







最初にオマケ短編アニメがあります。
マルルク(cv豊崎愛生)がピタゴラスイッチで遊んでます。
拘束後を見るとメス扱いの縛りじゃないかな?



あらすじ
『劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明』奈落の底への冒険と夢見る狂気の黙示録:映画ファンにすすめるアニメ映画 - シネマトゥデイ
https://www.cinematoday.jp/page/A0007045

以下ネタバレあり。


原作漫画は未読です。
本編はボンドルド(cv森川智之)の居る第五層に三者が向かうところから始まります。人として疑惑、ロボ、ウサギなグループなので三人じゃない。w
序盤からR15+指定な映像がたくさん出てきます。
冗談抜きで「血が湧き肉が躍る」作品です。嘘じゃない。(笑)
R18だと個人的に思ったので覚悟して見に行ったほうが良いかも。

私のお目当てはナナチの可愛さと(cv井澤詩織)の演技を期待したのですが、満足度高いです。
リコ(cv富田美憂)とレグ(cv伊瀬茉莉也)の演技も堪能できます。
リコの演技の性質上、(cv富田美憂)が持ち上げられにくいかもしれませんが、彼女は前々から演技派かと。

今回の映画本編だとボンドルドの拠点が舞台なので、どうしても美しい背景画は少なかったのですが、昨日か一昨日に続編決定とかだそうで。(冴えカノやフラグタイムと違って)満席状態と予約も満席でしたから、そりゃ続編決定でしょう。

他の異世界ラノベは見る気をなくします。
ぶっちゃけ最近のFGOもサーヴァントを活かしきれてないので本当にキャラ萌えしか無い気がします。
実は私、異世界ラノベはあまり好きじゃなかったり。キャラクターがお風呂やトイレを気にしないと言うか、お風呂入らない作品が多いので不潔に感じるんですよね。
その点、例えば[このすば]はよくできてます。
メイドインアビスはグロくて汚いシーンが有るのですが、ちゃんとキレイになったり消えたり、燃えたりしていてある種の清潔感があります。この為リアル感も出て視聴者に感じられます。

絵の好みとしても、顔が横長の潰れアンパン絵は好きじゃないのですが、バッチリ作られていると気にならないです。

控えめに言って傑作。
全体ストーリーも一発で頭に入ります。
原作に描かれていて映画になかっただけかもしれませんが、リコがレグのアレを取り戻す経緯とボンドルドがプルシュカ(cv水瀬いのり)をアレしちゃう理由がちょっと疑問でした。[レグに追い詰められてプルシュカなアレが戦闘に欠かせなかった]解釈するのが良いのかな?

ボンドルドとレグの戦闘シーンが多いのですがボンドルドのレグへの「(戦闘力や色々を)見たい欲求」を視聴者視点で否定できず、「深淵やアビス(深淵や地獄の意。ここでは地獄。)や不思議を見たい」等々の欲求はメインテーマ中のメインなので描写を絶賛し、納得と肯定とするしか無いので感心しました。
繰り返して書きますが、でもボンドルドはレグに対してもメチャクチャでグロいし酷いんですよ?
それでこの感想が出てくるので原作者が優秀+才能+視点が素晴らしいのがわかります。

[エヴァ]の「グロい血と肉」は宗教題材、世紀末、演出上の見せ場として意味不明な部分が多数あってグロいのですが、メイドインアビスは個人の理屈は通った上で世界観とマッチして「グロい血と肉」があります。
メイドインアビスの三者が目指す「底」に「グロだろうが何だろうがみたい」わけですから。
[エヴァ]は人間がする補完計画も酷いし使徒も酷いし父親も(神様も?)酷いですが、父親以外は理由や世界観の整合性はなく矛盾は多く挙げられます。
最近の[エヴァ]を私は未見で比較は出来ないのですが[エヴァ]は「グロい血と肉」に個人の意味と視聴者に与える納得がなく、全く勝ててないのでは?

「グロい血と肉」が嫌でなければ必見の映画です。





書き忘れました。レグの戦闘シーンは「CGじゃないんだぞ!描いたぞ感がありました。」実際はCGだったらゴメンナサイ。
後、「リコがレグのアレを取り戻す経緯」は描かないほうが視聴者に驚きを与えるので、私の上に書いた疑問は取り下げます。

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