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2020年01月27日18:54

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映画「ウィンチェスターハウス」

ウィンチェスターハウスはアメリカのカルフォルニアにある、実存する家の事を指す。
このある種の大事故物件は、かねてより霊の目撃情報やポルターガイスト的な現象が起きるという。

こういった事実に基づいて半ば二次創作的な映画を作るというよはよくある話で、題材がしっかりしているゆえにストーリーとしても良いはずなんだが、今回の映画は最近見たホラー映画の中ではかなり個人的な評価は低い。

といっても、まず酷評しなくてはならない点は、ポスターにある。
日本のポスターのダサい事、今に始まった事ではないが輸入モノの映画のポスターってのはなんでこうもダッサいのか。「増築し続けないと死ぬ」というキャッチコピーが響かない。薄っすいうっすい。そもそもキャッチコピーのお陰で物語の持つ雰囲気やぞくっとする感情すら湧いてこない、邪魔以外の何物でもない。正直恥ずかしくなるくらいだ。
キャッチコピーつけなきゃダメなのか?タイトルと絵の雰囲気で見たいと思うか思わないかを判断できないような客しかいないのかとおもってしまう。昨今の日本の文化として、何でもかんでも注釈しなくては気が済まないのかも知れない。タイトルは適当でサブタイトルで説明、最近じゃクソ長いタイトルをつけてオリジナリティのお茶を濁している。
それにひきかえ、外国のポスターの不気味な事。この写真があってタイトルがあれば観たい人は観るわ。これで十分なんだわ。

さて、この本編の話だが最初から中盤くらいまでは普通のホラー映画かなと。ひとつ斬新さがあるとしたら序盤の鏡のくだり、もう何十年も擦られてきた鏡のくだりだが、鏡に何か映るかと思いきやまさかの鏡の先に何かいるという表現の仕方は評価できる、更にその直後のリアクションも鏡を通してみるため少し味のある表現が出来たと思う。


この映画の残念な部分は何と言っても中盤からラストにかけてである。
アメリカ的な表現での「強い霊」は、フィジカルの強さの様に「出来る範囲が広い」事になる。弱い霊はせいぜい人の近くに佇むくらいである。強い霊は屋敷全体を揺らしたり人を宙に浮かせたり、銃を対象に向けたり。

残念な事に、その事だけにとらわれた表現ではジョジョの奇妙な冒険「ウェンチェスターハウス その 廚箸いι渋蠅悩鄰罎暴个討るだけだ。ストーリーの一遍で終わってしまう。ただただ異能力とその攻略なのだ。

エルメス「この屋敷自体がスタンドなんだっ…!」

ってな感じで。それはもうホラー映画とは言わない、ただのファンタジーであり、ファンタジー作品であれば視聴者も見慣れているからちゃんと作らなきゃならない。
もし両立させるのであれば絶妙なバランス感覚が必要になるわけで、簡単な伏線の上に流れる簡単な結末ではたどり着けない。どっちつかずの表現では何も得られない。たどり着けないのだよ、人を恐ろしいと思うというゴールに。

人は恐ろしいと思う事が強く心に残り、果てはその中から教訓めいた感想を抱く。恐怖映像と映画の違いは恐ろしいと思う事である、それは登場人物や霊に対して業を見つけること。単にビックリさせるのは誰だって出来る、真の恐怖は自身の中にそれを見つける事なのだ。

部屋中の銃が浮いて、主人公に銃口を向けるシーンなんてのは怖くも何ともなく、スタンド能力もしくは巴マミさんの能力でしかない。そのシーンに霊の業は表現されていない。まさに虚無の世界なのだ。


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