松山勝ちきれません

注目していた全米オープンが終了しました。
今回は屈指の難コースで、優勝予想はなんとイーブンパー。
4日間イーブンで回ると優勝できるというアンビリーバブルのコースでスタートしましたが、初日はトーマスの5アンダーを筆頭にアンダーパーが続出しました。
1オーバーで周った松山は33位と出遅れてしまいました。しかし二日目は耐えたプレイが実を結び、連続バーディの1アンダーでフィニッシュ。二日目を終わってイーブンの7位はまずまずのスコアで、決勝ラウンドに進みました。二日目のアンダーはたったの三人しかいない中のひとりですから上出来でした。

二日目の最後2ホールをバーディバーディで上がった勢いもあり、三日目は前半で4バーディ、17番でダボが残念でしたがこの日はイーブンパーでプレイ、通算でもイーブンの4位で最終日を迎えました。
アンダーパーが三人だけで迎えた注目の最終日、松山の最終日は4ホールで終了してしました。ダボスタートでボギーが3つと4ホールで5つ落としたら優勝はありません。なかでも2ホールは3日連続でボギーなので、このホールが優勝へのキーだったのかもしれません。

優勝はぶっちぎりの6アンダーのデシャンポー。2位がイーブンのウルフですので、強さが際立ちました。
個人的にも69,68,70と唯一オーバーパーなく最終日を迎えたデシャンポーが本命かと見ていましたが、最終日も唯一のアンダーで周りトータル6アンダー。難コースで4日ともにオーバーなく周ったのはお見事でした。