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2020年01月26日06:45

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SDGs

近年世界標準目標となっているのが、ダイバシティとSDGs(Sustainable Development Goals、持続可能な開発目標)です。
女性や少数民族、社会的弱者に光を当てる政策がダイバシティなら、SDGsはだれも取り残さないという共通理念のもとに17の目標を設定しています。

「たとえば貧困をなくそう」です。一日1.25ドル未満での生活を2030年までになくすというターゲットが設定されています。日本に住んでいるとちょっとピンとこない低さですが、世界的に見ると、ひもじい生活を強いられている方々は10億人単位でいます。

世界一団となって達成しようという17の目標は、
貧困をなくす、飢餓をゼロに、すべての人に健康と福祉を、質の高い教育、ジェンダー平等の実現、安全な水とトイレ、クリーンなエネルギーをみんなに、働きがいも経済成長も、産業と技術革新の基礎をつくる、人や国の不平等をなくす、住み続けられるまちづくり、つくる責任つかう責任、気候変動に具体的目標を、海の豊かさを守ろう、陸の豊かさを守ろう、平和と公正をすべての人に、パートナーシップで目標を達成しよう、です。

こんなん日本はすべてクリアしてるやんと思ったら大間違い、日本の達成ランキングは世界15位です。
たとえばSDGs先進国(達成ランキング2位)のスウェーデンは、『次世代にいい環境を残す』を世代間の目標に掲げ、1999年には環境裁判所を設置しています。小さいときから環境について学ぶ機会が多いと、人間が自然にどのような影響を与えるのかが自然と身についていきます。
達成ランキング4位のフランスは国際連帯税を導入しています。貧困・感染症・気候変動・金融危機など地球上のさまざまな問題や課題に対処するために国際社会が協働で資金を確保していく仕組みです。

一方で日本はどうでしょうか。たしかにGPIFはEGS投資を始めたりしていますが、社会問題や環境問題に積極的に取り組んでいる上場企業はまだ一握りです。
国の指導者たちがまだ日本は先進国と思っているのなら、世界から袋叩きにあっている石炭火力は即刻中止して、輸出しようというクレイジーな発想は葬り去らなければなりません。

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