mixiユーザー(id:3835843)

2020年01月21日06:40

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入場料の安い試合でした

卓球の全日本は張本・伊藤が決勝で敗れる波乱で終わりました。
勝った二人は目一杯頑張りましたが、冷静に考えると、オリンピック出場を勝ち取るためギリギリの試合の連続であった選手と、割と気軽に試合に臨めた選手の違いもあったのかなと思いました。
張本は準々決勝で吉村にあっさり勝ちましたが、準決勝では高校生王者戸上に大苦戦。第7ゲームを11−9で辛くも振り切り、4−3で勝ち上がりました。
決勝は若手のポープ宇田との10代対決。チキータ得意な宇田がオールラウンダーに成長しつつある張本とどんな戦いをするのか興味津々でした。

第1ゲームからもつれる試合は、13−11、11−9と宇田が競り勝ったあと、第3ゲームは張本が11−8と取り返しました。宇田の2−1で迎えた第4ゲームは、壮絶な打ち合いを12−10で宇田が制して、会場がざわつき始めました。
迎えた第5ゲームは10−8とマッチポイントを握った宇田のサーブが最初のターニングポイントでした。しかし張本はここで踏ん張りダブルマッチポイントをしのぎ、11−11から2ポイントをもぎ取りピンチを脱しました。

第6ゲームを11−6であっさり張本がとったときはこのまま終わるかと思いましたが、ドラマが待っていました。
最終ゲーム、張本3−0で宇田がとったタイムアウトが逆転への布石となりました。
タイムを取って息を吹き返した宇田は強烈なスマッシュでポイント重ねて追いつき、その後はとりつとられつが続き、張本9−8で迎えた張本のサーブ。ここから宇田は3ポイントを連取して床に崩れ落ちました。ものすごい点の取り合いから張本に打ち勝った宇田はまさに大あっぱれでした。
ぜひ五輪にはバックアップメンバーで連れてってあげてくださいね。順調に成長すると、張本・宇田の二枚看板でパリ五輪には中国打破も夢ではないと実感できる素晴らしい試合を見せてもらいましたから。

女子も準決勝で伊藤、決勝で石川をやぶった早田が間違いなくバックアップメンバーでしょう。
長身の早田は攻撃だけでは今でも日本一。宇田同様にパリ五輪が楽しみです。
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