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2019年12月01日07:05

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101歳の大往生

中曽根元総理がなくなられました。
昭和の大物政治家がまた一人消えていきました。
国鉄など三公社の民営化などマスコミはこれでもかと持ち上げます。
死者に対して鞭打たないというのが日本人の美学ですが、バブルの始まりの舵取りを間違った政治家であったことは忘れてはいけません。

ロンヤス関係のもとアメリカと仲良しは、今の安倍さんとトランプさんとそっくりです。
中曽根内閣の大蔵大臣の竹下さんがベーカーさんに言いくるめられてのプラザ合意(会談のホテル名から)は1985年。当時の経済誌では、二度目の無条件降伏とまでいわれたもんでした。
プラザ合意が日本経済崩壊の始まりであったのは今更いうまでもありません。円高対策で日銀は通貨量を増やしましたが、行き場を失ったお金は土地や株に向かってしまい、バブルを引き起こしてしまいました。国から舞い降りるお金を使ってやりたい放題をした夕張の末路の始まりもこの頃の愚策からでした。
日本に円高を迫る一方でアメリカはしたたかで、国内で新興企業を育てる施策にかじを切り、のちのGAFAにつながっていきました。
過去を振り返ると、一時的なアベノミクス効果の行く末を思うとぞっとしてしまいます。

政治家は自らの功績を残したがり、補助金目当てに人や自治体が集まります。
清廉潔白を良しとはしませんが、ノーと言える政治家、いるところには使ってもいらないところには税金を使わない政治家がこれからは求められると思います。
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