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2019年10月23日07:04

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ラグビー観戦記18

日本中が大注目の準々決勝が日曜に行われました。
日本はトゥポウを山中に変えただけでスコットランド戦と同じメンバーでスタート。
個人的にはどうしてマフィを使わないのか不思議でしたが、ジェイミーにとってはこれがベストメンバーなんでしょう。

高揚感高まるなか田村のキックで試合が始まりました。いきなりキックパスや飛ばしパスを多用して変化球を繰り出します。
まともにぶつかっていったのでは、ときにニュージーランドすらも圧倒する力を誇る南アの強力FWとは勝負できないからでしょう。
しかし4分田村のタックルミスをつかれてマビンビに左ゴール隅に飛び込まれてしまいました。

その後も南アFWに圧倒されますが、相手のミスに助けられた部分もあり追加点は奪われません。
シンビンで相手が一人少ない中攻勢に出た日本は20分に田村がイージーなキックを入れて3−5に。
その直後には1対3になり万事休すの場面を、松島がうまく対応してトライを防ぎました。
前半終了前にもあわやの場面がありましたが、反則でなんとか切り抜け3−5のまま後半へ。

もし日本が勝つならロースコアで17−15くらい。南アが勝つならトライ数で5対1で圧勝されるかと思っていましたので、日本にとってはこれ以上ない展開で後半に入りました。
アイルランド・スコットランドとの戦いでは後半ノートライに抑え完璧でした。しかし事態は好転しませんでした。
ハーフタイムで気合を入れ直した南アはミスを極力減らすのに成功し、パワーで圧倒してきました。たまらず反則してしまうと、そのPKをポラードに確実に決められてじわじわと点差が開いていきました。

ノーチャンスが続く日本とは対象的に南アは攻撃に手を緩めず、26分には一瞬のすきを突いてスクラムハーフのデクラークが飛び込み、30分にはマビンビがこの日二本目のトライ。3−26になって試合は決しました。
あとは日本が意地のワントライを挙げるかにファンの期待は集まりましたが、南アの厚い壁は最後まで崩すことはできずノーサイド。ベスト8で力尽きてしまいました。

準備半分で足元を救われた前回と違って、今回はすべての準備をしてそしてベストメンバー。優勝二回のプライドにかけても負けられない南アは徹底的に日本を分析し弱さと強さをあぶり出し、ノートライに抑えました。
ベスト8で敗れたイルランド・フランス・オーストラリアに並んで日本がその列に加わるだけでもすごいことですが、ティア1の二カ国から勝利をもぎ取った日本代表に国民栄誉賞特別賞を。

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