いよいよ開幕、観戦記１

全国的にはあまり盛り上がらないうちにラグビーワールドカップが始まりました。
開幕戦の日本代表対ロシア代表は、4トライを上げて勝利。まずはいい滑り出しです。
ロシアのキックオフで始まった試合は、各選手緊張感いっぱいでした。
キックオフのボールを姫野が落とし、ラファエレがキックをチャージされ、トゥポウがキックをキャッチミスし、あっさりトライを許してしまいました。
その後は松島の２トライで、なんとか12−7で折り返すことに。
しかし試合前から指摘されていたハイパントをちゃんと処理できません。田村のキックも絶不調。これではロシアには勝てても、ティア１の国には勝てません。

日本代表と言いながら日本人が半分しかいないという声も聞こえますが、出生主義を取らないラグビーでは他国出身が目白押しで、自国民のみはアルゼンチンだけです。
結果がすべてのワールドカップですが、幸先のいい滑り出しです。

今日は今から札幌ドームにオーストラリア対フィジーを見に行きます。
オーストラリアは2003年は決勝延長でイングランドのウイルキンソンのキックに敗れ準優勝。前回大会の決勝でもニュージーランドに力の差を見せつけられて準優勝。でも優勝二回、準優勝二回の強豪であります。

フィジーはFWの力技はありませんが、フィジアンマジックと言われる柔らかいハンドリングでバックスに決定力があり、ベスト8二回の秘めたる力を持つ中堅国であります。
2007年大会では格上のウェールズに勝ち、7人制のリオ五輪ではイギリスを破って金メダルに輝いています。
終わってみれば35対20くらいの試合かと思いますが、失点を少なくすればフィジーにも勝機は生まれるかと思っています。

しかしチケットはかなり前にソールドアウトと聞きました。
ラグビー後進県とはいえ、札幌ドームでは天候に左右されず試合を楽しめます。
大分は準々決勝二試合をもぎ取ったのに、札幌は予選プールの21,22日の二試合だけです。もっと関係者が頑張ればもっとみんながラグビーを楽しめたのに。
秋元市長を始め札幌市幹部に喝ですな。