mixiユーザー(id:38235564)

2020年08月22日20:26

81 view

ポテトチップス・ラプソディー

昨夜、彼女曰く、
「福島の、桃チップスを食べてみたい」と。
聞き言葉だけなら、それを『スライスした桃のドライフルーツ』と思ったとて、咎はあるまい。
その時は、次のデートは福島行って、ドライフルーツ買いつつ、リカちゃんキャッスルでも観るか。くらいに考えたものである。

明けて今朝。
単車で峠へ行き、さて今日は何処へ行こうか?何をしようか?一服つけつつ考えるのは、予定の無い休日のルーティン。
ふと、昨夜の会話を思い出し、検索してみる。
のっけに出るのは『ももポテトチップス 福島県 TV番組名』である。
瞬間、彼女が言っていたブツの正体と、情報ソースを察するに至る。
同時に思う。ヤベェ、と。

そのまま、福島県へ駆け出した。
…ご当地限定ポテトチップスももフレーバー。人気TV番組で紹介されて、人気沸騰中。
そんなもん、絶対に品薄状態で売り切れているに決まっている。
案の定。
フォト

ももフレーバーのポテトチップスとか、キワモノ臭がプンプンするが、こーゆーのがウケる世の中か。
つうか、何だよ?桃味のポテチって!?芋は芋で食おうよ。ビールに合わないポテチなんぞ認めるものか。
でも、探す。
飯坂温泉の土産屋。福島駅構内の土産屋。その隣のコラッセ福島。土湯温泉の土産屋。
探す、探す、探す。
某道の駅(上り)。…無い。
都度、店員さんにも伺うが、
「TVでやってから、皆さん買いにいらっしゃるんですよ」…ですよね〜。
「今は売り切れです」…ですよね〜。
「次の入荷は分からないです」…で〜す〜よ〜ね〜!
次のデートとか、いつになるやら分からんし、その頃には販売終了とか有り得るし。
ガッカリすんだろうな〜。
喜んで貰いたいな〜。

ふと、屋外のクラフト市の売り子さんにも訪ねてみる。
藁をもすがる。
「(敷地内の)コンビニならあると思いますよ?」と。
コ、コンビニ!?
ご当地限定で、すっかり土産屋ばかり巡っていた。
何味だろうと、結局はポテトチップスなのだから、コンビニにあって然るべし。
失念していた。先入観って怖い。
ともあれ、駆け込む。…無い。

駄菓子菓子、違う。だがしかし。
この道の駅は、下り側にも店舗がある。
ヘルメットを被るのももどかしく、単車を走らせ、国道を潜り。
そこには。
フォト

彼女と、その家族の分、2つ。躊躇なく掴んでレジへ。
「(自分のコーヒー込みで約)1200円になります」
は?
ポテトチップスが、1つでほぼ500円…だと?
塩味なら5倍食えるじゃん!
まぁ、買うけど。買いますけれど!

走行距離300km。
とにかく暑い一日。
晩酌は、冷えたビールだ。
塩味の、ポテトチップスで、な。

1 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する