最近、風邪気味だな〜と思っていたら、昨夜熱が出た。
部屋へ彼女が訪ねてくるも、介護職員に染す訳にもいかんので回れ右して頂く。
酒は飲まずに薬飲んで寝ろ。と念を押され、9日には治せ。とも。
デートの約束があった。
酒は飲まずに飯食って薬飲んで寝た。
インフルエンザではなかったのか、一晩で熱は下がり、咳も減った。
明日は寝ているように。とも言われていたので横になっていのだが…
ダ〜メだぁ!
熱は下がった。
身体も動く。
部屋でじっとしているのが苦痛でならない。
分かっちゃいる。
単独猟である故に体調が万全でなければ事故のリスクは大きくなる。
今日は行くべきではない。と。
でも、あの里山でおにぎりが呼んでいるのである。
14時。
やっぱりダ〜メだぁ!!
暦の日没は17時10分。
猟場で2時間だけ…と自分に言い訳しつつ、いそいそと鉄砲を担ぎ出す。
外気温1度。
室内の淀んだ空気とは違う、澄んだ冷気が体内を洗うかのよう。
2時間程、猟場を歩き、または佇む。
前回とは違ってヒヨドリが降りてくることもなく、聞き覚えた鳴き声のおにぎり頭を見ることもなかった。
もっと早く来ていれば…と忸怩たる思いもあるが、今日は猟場の空気を、吸えただけで良い。
薄く雪に覆われた石に、不自然に雪が除かれた部分がある。
または、雪ではない白い、多分あれは糞。
これらの痕跡はその石に鳥が止まっていたであろう証拠。
実際に来て、観なければ得られない情報。
これだけでも来た価値はある。
次回、ここを訪れるのは11日。
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