さて、昨日は山中で謎の観音像群を発見し、結局猟果は無かったけれど。
今日は今日とて猟場巡り。
やはり初めて訪れる里山へ。
清流が美しい田畑。
ヒヨドリとキジバトを探して歩けば、必然的に視線は上へ。
やおら「ジジッ」と鳴き声に視線を移せば、足元から飛び立つ、その姿はヤマシギ!
長い嘴と、特徴的な三角おにぎり頭。
そう言えば去年はタシギを外したのに、獲物として想定してなかったわ〜
銃袋から鉄砲さえ出していなかった。
ヤマシギは沢に沿って上流へ。
そうか、この沢が通り道か…
ろくな装備も持ってきていないけれど、待とう。
暖冬を懸念する昨今だが、今だけは軽装でも耐えられるであろう気温に感謝。…複雑だけど。
沢沿いの石に腰掛けて待つ。
1時間程か、聞き覚えのあるジジッと鳴く声と、見覚えのある姿が飛んで、止まった。
沢の対岸、50m程先、石の上。
蓄気ポンプは5回。
膝射でスコープを覗く。
おにぎり頭。ヤマシギだ。
手前の芦が邪魔だが抜ける隙間はある。
慎重に照準して撃つ。
ヤマシギは、ジジッと一鳴きして飛び去った。
今にして思えば。
やや撃ち下ろしであったこと。
左への横風があったこと。
ヤマシギを撃つその昂りに、失念していた。
…何でド真ん中で撃っちゃったかなぁ〜
また来るかな?…待とう。
10分程か、聞き覚えのあるピーヨと鳴く声と、見覚えのある尾の長い姿が飛んで、止まった。
傍らの木の上、15mくらい?
お馴染み、ヒヨドリ。
って15mって、ゼロイン出してないわ〜
えーと、3回ポンプで30mゼロインだから、下方に修正で、結構な撃ち上げだから上方に修正だと…
プラマイゼロで結局ド真ん中でいいの…か?
撃つ。
外す。
よくよく見れば、木には実がなっており、逃げたヒヨドリは次々と繰り返しやってくる。
撃つ。
外す。
どうやら、プラマイちょっと下方修正らしい。
頭に当てるつもりで尾羽を狙う。
撃つ。
ヘッドショット。
直近3羽連続。
どーしてコレがヤマシギで出来ないかなぁ〜
ヒヨドリはありがたく、美味しく頂きますけどね。
これだけ撃てばヤマシギだってもう来るまい。
来週、また挑戦だ。
おにぎりの真ん中を射抜く…といいな。
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