出し抜けだが。
初猟果である。
本日11/15は鴨類以外も解禁になり、本格的に狩猟期が始まる。
もちろん仕事なんぞ休んだ。
ヒヨドリやキジバトを五目で狙いたいが、取り敢えず自宅最寄りのいつもの沼は見ておく。
鴨類が1羽。
双眼鏡で確認するとキンクロハジロ。
…キンクロかぁ〜と思う。
いわゆる海鴨で「残念な味」と悪評高い鴨である。
が、食ったことが無いのに決めてしまって良いものか?
個体差による味わいの違いもジビエの醍醐味。
コイツは旨いかも知れないじゃないか。
うん、食ってみよう。
撃つ。
外す。
逃げない。×4回。
どうせ中りゃしねぇだろ。とでも思っているのか、
助走して飛ぶのが面倒くさいのか。
撃つ。
外す。
逃げない。
50mってこんなに中らないものなのか。
マルチポンプ式の蓄気なんぞエキスパンダーで上腕二頭筋と大胸筋を鍛えているのと代わり無い。
そろそろキツいぞ。
撃つ。
中った!?
ヘッドショットとはならず、もがいている。
一刻も早く止め矢を決めたい。
ところが、これがまた。
初の鴨と言うこともあってか、手が震えて30mですら中らない。
…ん?30m?
もがいて近付いてきている。
結局、止めは自らの手で。
手法は記しません。
ただ、離れた場所から引き金を引く行為のそれとは比較にならない忌避感は。
生き物の命を糧とする以上、慣れてはいけないことなのだろうと肝に命ずる。
だから、頂きます。
近いので一旦自宅へ戻り、鴨を肉にする。
骨ごと食うヒヨドリとは違って、精肉の手前が大変。
砂肝がピンポン球くらいあってビビる。
終わると丁度昼間あたり。
そのまま塩を振って焼く。
…旨いと思う。
決して不味くはない。
確かに魚っぽい風味もする…かな?
それとて独特の味の範疇だろう。
ポンプ式4.5mmでは難しいと言われた鴨を仕止めたのも嬉しい。
自信を胸に、午後も出猟!
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