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2020年05月31日17:05

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【私得日記】大槻ケンヂを聴こう-その2 特撮とは何なのさ-

ごきげんよう。

疾風のようにあらわれて 疾風のように去っていく
でお馴染みの(どこがだ)シンセです。

さて。私得日記その2をつらつら語っていこうと思います。
ムードムードムードムードムードムードムードムードムードムードムードムードムードムードムードムードムードムードムードムードムードムードムードムード

◆STEP2 【特撮】とはなんなのさ。
「特撮」・・我々、世間的にオタクと呼ばれる志向性を持つ人間には、
なんとも心揺さぶられるワードです。

しかし今回は厳密にはそちらではなく
ロックとサブカルの橋を繋ぎ続ける偉大な巨人、大槻ケンヂが1999年に
始動させた 同名のロックバンドに焦点を中てていきます。

(筋肉少女帯脱退の後に、彼が始めた【電車】や【Underground Seachlie(通称UGS)】紹介はまた第4話で致します。)

長長しい説明より前に、まずは 駆けつけ1曲!
どうぞ!

「アベルカイン」/特撮


どうでしょうか。
90年代の筋肉少女帯とはちょっと違う、ハードコア、或いはパンクスと呼ばれるサウンド構成になっていませんでしょうか。

それには3つの理由があります。
1つは、中心メンバーである大槻ケンヂ(以下オーケン)が80年代の筋肉少女帯への原点回帰を目指したこと。

2つめは、これまた80年代(もしくは凍結後の)筋肉少女帯には欠かせないキーボード、三柴理(以下エディ)が正式メンバーとして所属していること

そしてもう一つは、日本が世界に誇る、轟音あるいは浮遊系のサウンドを武器とする
ロックバンド、COALTAR OF THE DEEPERS のフロントマン、NARASAKI(以下ナッキー)がサウンドプロデュースを務めている事が挙げられるかと思います。

筋少におけるギタリストが泣きのギターであったなら。
特撮におけるナッキーのギターは言わば「刻み」の傾向が見られるように思います。

論より証拠。
さらに3曲聴いていただきましょう。

「ヨギナクサレ」/特撮


「アングラ・ピープル・サマー・ホリディ」/特撮


「アザナエル」/特撮(Vo.ナッキー)


パンクでありプログレでもあり、時にクラシックでもあり。
不条理かつシュールかつ、しかし根底にはニヒリズム。それは正に、インディーズ時代から筋肉少女帯のアイデンティティでありインナーコアでありました。
初期の筋肉少女帯や大槻ケンヂは、時代の追い風も受けてセールス的には振るっていたかもしれませんが、その実キワモノ扱いされていました。

(第4話で後述しますが、初期の筋肉少女帯が真にやりたかった音楽は、
UGSの「ワインライダー・フォーエバー」で実現しました。)

しかし、その後、80年代の筋肉少女帯が目指した音楽を再構築し、
圧倒的な熱量と確かな技量で以て、ここまでの完成度に漕ぎ着けた彼らの努力と
闘いの日々を笑う人がいたら、ちょっと私はその人と友達になれる自信がありませんね。

その3話では【そうだ、大槻ケンヂを聴こう】と銘打ち
彼のセルフタイトル曲やプロデュース、コラボレーション作品についてつらつら述べていきたいと思います。
いよいよあんな曲やこんな曲が出てくるよ!

引き続き、よろしくね!!
ムードムードムードムードムードムードムードムードムードムードムードムードムードムードムードムードムードムードムードムードムードムードムードムード

・・もうちょっとだけ 続くんじゃ

「霧が晴れた日」/特撮



闇の中でさえも
誰もが
そろそろ帰る時と
気付くよ
大切なものを
待たせてきた場所へ

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