■“正論症候群”が増加中 自分の正しさを吠えまくる原因は?
(AERA dot. - 01月28日 16:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=5952175
「正論を振りかざす人が増えた」というなら、かつては「世間がまちがっていようが、無関心な人が多かった」というのだろうか?
「シラケ世代」なんていう通俗世代論による名づけがあったね。
その視座からすると、「他者にかかわらない」のは、「利己的」ということにも
なるのであって、それは「よろしくない態度」であったんだよね。
「世間」は、そう大きく変化しないのに、もっともらしいことを
言っているだけの分析擬きに見えるんだな。
そういうと、このライターとそのブレインは「ほら、これが正に正論症候群」
と、レイベリングしそうだけどさ。
でも、それ自体もそうでしょ?
「〇〇さん」(仮名)なんて、「ほんとに取材してるの?」
だし。
ところで、「誰でもが発信できる」ことがなんだというのかね?
レガシーメディアとの一番の差異は、「誰からもすぐに反応、反論される」こと
でしょ?
それが「正論であるか否か」は、そうした場でもって事後的に、いわば
「イイネ」の数でもって追認されるのであるのではないかしら。
ネットの外の行動についても、双方向であるのは同じであるし、
「口うるさく神経質な人」が、ネット以後、その影響で急増したなんていう
印象をもったことも、そうした詳細な研究も寡聞にして知らない。
一言でいって、この記事は「なにかあれば時代を語る」という、何十年、何百年
も変わらない「体感不安厨」の変奏以外ではないように思われるのだが。
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