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2019年12月14日14:21

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死に方について

■蘇生中止、16日から可能に=終末期患者の意向優先―東京消防庁
(時事通信社 - 12月14日 04:30)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5901518

家で死にたいっていう人は結構多い。でも家で死んで(またはいよいよあちら側へとなって)救急車を呼ぶと、当然救急隊が来る。いろいろ事情があって、彼らは蘇生処置を施さなければいけない。
患者さん(便宜上こう書く)本人と家族はかかりつけ医と以前から話し合っていて、急変時蘇生処置を施さないということが決まっていたとしても、救急隊は蘇生処置をしないといけない。せっかくの話し合いが無駄になるのだ。誰が悪いわけでもない。
この選択は人類の進歩だと思う。どう生きるのかとどう死ぬのかは同義だ。死に方を真剣に模索する必要があるということに気づくべきなのだろう。別に高齢化社会だからだとか、時代が進んだからだとか、そういうことではない。きっとソクラテスが生きていた時代からそうだった。
人は死ぬ。それを忘れて生きている。忘れるから生きていられるという人もいるかも知れない。でも思い出して欲しい。人は死ぬ。それを自覚しているからこそ、人は「善く生きられる」のではないかな。
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