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2022年04月01日09:53

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3月が終わる。訪問リハビリ療養生活、自宅録画観賞を楽しみ1年の1/4が終わる。

 昨年4月公開の「街の上で」を3月26日(土)にCS録画観賞。

「街の上で」(今泉 力哉)
男と女はめんどくさい。恋の感情が目覚めるとややこしくなる。私にとってのどうでもいい世界だが、長回しも交えた今泉力哉のタッチはリアリティに優れ、私を惹き付ける。後期高齢者が目前で、現代の若者をよく知らない私がリアルと感じるのはヘンな話だが、そう思わせてしまう説得力を感じる。後段で恋のさや当て・嫉妬の渦がややこしく絡み合うあたり、出来過ぎの不自然さを感じるよりも、ドタバタ喜劇に近い楽しさがあった。(よかった)

 昨年7月公開の「ハニー レモン ソーダ」を3月28日(月)にCS録画観賞。

「ハニー レモン ソーダ」(神徳 幸ニ)
私は疎くてよく知らないが、ジャニーズのアイドルのラウール主演のようだ。イジメラレっ娘の中学生が、高校入学を機に自分を変えようと奮起し、それに学内アイドル的なモテモテ男子生徒のラウールとが、付き合いに至るまでの紆余曲折が描かれる。ヒロインの吉川愛が可愛くて、どう見ても自分を「石」と蔑んで内に籠る女の子に見えないなど、リアリティに欠ける部分も散見するが、日活青春映画に今風の調味料をマブすとこんな感じになるのかなとの感慨もあり、キラキラ青春映画としてある種の爽やかさも感じる。(まあまあ)

 同日28日(月)ピンク映画「発情物語 幼馴染はヤリ盛り」を3月27日(日)にCS録画観賞。キラキラ青春映画に続けてピンクを観るとは、いかにも映画なら何でも楽しんじゃう私らしい。

「発情物語 幼馴染はヤリ盛り」(竹洞 哲也)
東京で挫折した男二人が、青森にUターンして故郷のPR映画製作に取り組む。それを通じて幼馴染との恋模様が展開する。風光明媚な十和田湖は魅せるし、シツトリと男と女の心情を綴る竹洞演出の良さも無いでは無いが、ピンクらしく無理無理に濡れ場を挿入している感も否めない。何でもエッチを妄想しちゃう31歳で急逝した櫻井拓也の快演はそれなりに懐かしく観た。(まあまあ)

 昨年6月公開の「リカ 自称28歳のモンスター」を3月31日(月)にCS録画観賞。

「リカ 自称28歳のモンスター」(松木 創)
蓋を開けたら犯人はサイコパスでしたというのはもう食傷気味なのだが、本作は最初からサイコパスと規定しているのだから、そこをどう面白く魅せるかだろう。しかも精神的異常だけでなく、肉体的能力の方も常軌を逸しており、それにしては捜査体制も含めてリアリティがかなり乏しい。こういうネタはもっとうまく嘘をついてほしい。高岡早紀のサイコパスだけを魅せれば良いというたげなのだろうか。TVドラマ版まで観れば、多少はうまい嘘がつけているのだろうか。(あまりよくなかった)

 前回の日記から3月末までに観た自宅観賞映画は次の9本

「ザ・バンド かつて僕らは兄弟だった」「街の上で」「青春H 終わってる」
「みんなでてあそび アンパンマンといたずらオバケ」
「それいけ!アンパンマン とばせ!希望のハンカチ」「ハニー レモン ソーダ」
「発情物語 幼馴染はヤリ盛り」「山懐に抱かれて」
「リカ 自称28歳のモンスター」

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