mixiユーザー(id:371669)

2022年03月23日20:26

222 view

竹洞作品2本と、21年公開の新作アニメの感想

 19日(土)にCS録画でピンク映画「失恋乱交 ツユだく姉妹どんぶり」を観る。

「失恋乱交 ツユだく姉妹どんぶり」(竹洞 哲也)
フラレ女だけどポジティブな長女の和田美沙、詰めの甘さから破局を繰り返す恋愛下手の次女の友田彩也加、引き籠りで二次元にしか萌えない三女の葉山美空の三姉妹のズッコケ行状記。クライマックスは、ひょんなことから自宅に引き込んでしまったイワヤケンジを巡ってのドタバタ騒動。久々の竹洞ブッ飛び映画の楽しさだが、和田美沙のユニークな個性に寄りかかり過ぎの感も。(まあまあ)

 チャンネルNECOと日本映画専門チャンネルで見逃したピンク映画をセレクト録画観賞しているが、竹洞作品がかなり多い。竹洞作品は数が多く、ピンクの公開期間は原則一週間なので、余程その気になっていないと見逃すことが多いが、私は竹洞哲也に対してあまり良い観客でなかったことの証左でもある。でもこんな機会にまとめ観られることになろうとは思わなかった。改めてPG=TV放映リスト作成者のマイミク中村勝則さんに感謝である。

 21日(月)、昨年の2021年1月公開「銀魂 THE FINAL」をCS録画にて観る。私にとって新作扱いということで感想を記します。

「銀魂 THE FINAL」(宮脇千鶴)
「銀魂」は実写版2部作で、私は初遭遇した。エイリアンに侵略されたパラレルワールド幕末史だが、ハチャメチャの中にも、幕末の志士の変名でそのパロディぶりが楽しく、面白く観た。原作コミックは、15年半にわたって連載された大人気作品だそうで、娘に聞くとハチャメチャぶりはさらに徹底しているそうだ。アニメ版も、「完結篇」の後にさらに「THE FINAL」が出てくる仕掛けだが、こういうハチャメチャは私は嫌いじゃない。ハチャメチャを要約して語るのは難しいが、過去作の全キャラが勢揃いして、各自が勝手なインナースペースを繰り広げる一篇とでも言えばいいだろうか。ただ、私には知識不足のキャラも少なくはなく、一見さんお断りの感もある創りなので、理解不能なハチャメチャ部分が散見したのは残念。(まあまあ)

 同し日の21日(月)アニメ「銀魂」に続いてピンク映画「恋愛図鑑 フってフラれて、でも濡れて」をCS録画して観る。この落差には、相変わらず我ながら笑っちゃいますね。

「恋愛図鑑 フってフラれて、でも濡れて」(竹洞 哲也)
またまたの竹洞作品で、「恋人百景 フラれてフって、また濡れて」の姉妹篇。「恋人百景」が2015年12月公開に対して、今作「恋愛図鑑」は11月公開、つまりこれは「恋人百景」の前作にあたる。登場人物も共通しており、使い廻しシーンも多く2本並行撮影と思われる。低予算を逆手に取った賢い知恵だ。男女のモノローグの多用で、男と女の恋の心理の綾が、シットリと綴られる竹洞節はここでも快調だ。前作の感想で、「百景」とは羊頭狗肉と言ってしまったが、これが「図鑑」に続いた2作目とあれば累積効果で納得できる。失礼いたしました。中でも「恋人百景」でカメオ出演的だった横山みれいが、今作でSEXに不器用な女の存在感を表現してピカイチ。ピンク大賞女優賞ものだろう。「青春のささくれ 不器用な舌使い」の川上奈々美もそうだったが、竹洞哲也はこういうSEXに不器用な女の表現が抜群に上手い。(ピンク映画としての魅惑になるか否かはさておくとしても)。ただ、今回もオムニバス風のため、薄味になった感は否めない。最近の竹洞映画は、多作になったせいかデビュー当時に比して、良い作品でも薄味になってきた感じがある。(まあまあ)

 前回の日記から観た自宅観賞映画は次の8本

「弥生、三月 君を愛した30年」「失恋乱交 ツユだく姉妹どんぶり」
「ゼロ地帯」「ゴルゴ13」
「リズムでてあそび アンパンマンとふしぎなパラソル」
「それいけ!アンパンマン よみがえれバナナ島」「銀魂 THE FINAL」
「恋愛図鑑 フってフラれて、でも濡れて」

2 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2022年03月>
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031