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2020年07月01日01:03

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2020年6月の読書メーター

読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1508ページ
ナイス数:414ナイス

https://bookmeter.com/users/981670/summary/monthly
■素敵な日本人 (光文社文庫)
短編集9編。どの話も予想できない驚きの結末で面白かった。殺人ミステリー、未来社会、タイムトラベル、逮捕劇、心中未遂などなど、色々なエッセンスが詰まっていました。
でも一番の謎はなぜこの短編集は「素敵な日本人」というタイトルなのか。ドンピシャ感もあるけど謎めいているような。
読了日:06月27日 著者:東野 圭吾
https://bookmeter.com/books/15718105

■パイロットフィッシュ (角川文庫)
よかった。透明感あふれる人と人の出会いと別れ。今の年齢で読むからぐいぐい引き込まれたのかもしれません。本当はどろどろネトネトした世界であっても著者の技でとにかく透明。ただ、大人の世界なので45歳以下の若い人達には「わかるかなぁ~。わかんねぇだろうなぁ~。」みたいな。
読了日:06月24日 著者:大崎 善生
https://bookmeter.com/books/5626033

■聞き書き にっぽんの漁師
沖縄から瀬戸内海、高知や北海道、東京湾などなど。それぞれの漁師さんからの聞き語り。地元に根付いた漁、祖父の代、親の代、自分の代の漁法の推移や変化など。現在も日本の漁獲量は減っていると言われています。その原因は高齢化と後継者不足が原因だと勝手に思い込んでいました。こうして一人一人の漁師さんの体験談を読むと、進歩した技術を取り入れれば、乱獲にも結び付く。販売値の変動や輸入品との競合、200カイリ水域や漁協の運営など。漁獲量が減ったのは「高齢化と後継者不足でしょ」と簡単に言えなくなりました。
読了日:06月20日 著者:塩野 米松
https://bookmeter.com/books/644856

■里山奇談 めぐりゆく物語 (角川文庫)
文庫化された里山奇談の2巻目。山や川、海、集落などで起こった謎めいたできごと。そんなことを祖父母に説明すると「わしも経験したよ」といった感覚の出来事。ここに八百万神という言葉があてはまるのでしょうか。実はこの本とは少し異なる感じにまとめられた「山怪」の2巻目の文庫化も待っています。
読了日:06月12日 著者:coco,日高 トモキチ,玉川 数
https://bookmeter.com/books/15787411

■城をひとつ: 戦国北条奇略伝 (新潮文庫 い 117-3)
私自身の中でこの時代の関東地方の歴史上の人物があまりインプットされていないせいか、私には難しかった。登場人物も名前を変えたり親子兄弟だったり。城の名前も色々あったし。再読したらもっと入り込んでより面白く読めるかも。
読了日:06月06日 著者:伊東 潤
https://bookmeter.com/books/15726941


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