mixiユーザー(id:37057921)

2020年03月31日23:49

53 view

2020年2月の読書メーター

2020年2月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1447ページ
ナイス数:212ナイス

https://bookmeter.com/users/981670/summary/monthly
■昆虫学者はやめられない: 裏山の奇人、徘徊の記
昆虫学者である著者の自然とのふれあい方と経験で構成されています。行間から、いわゆる昆虫マニアといわれる世界の内訳(?)や、昆虫学者だからといって何でもかんでも質問されても一人の学者はすべてを答えられませんからと読みました。学者としての責任を背負った特定の昆虫類に関する説明は分類に関しても、生態に関しても、深く掘りさげたところをわかり易く解説され楽しく読みました。著者の追跡する種に対する探求心と情熱と実行力、そこから生まれた自信は素晴らしいと思いながら読み終えました。
読了日:02月26日 著者:小松 貴
https://bookmeter.com/books/12769960

■信長死すべし (角川文庫)
それぞれの登場人物の視点から、本能寺の変に至るまでの経緯と心の動きによって物語はすすむ。最終章の「無明」はとてもやるせなかった。登場人物の野望や、保身、裏切り、信念、安易な考えなどなど、それぞれがからみあっての最終章。
読了日:02月24日 著者:山本 兼一
https://bookmeter.com/books/9013086

■ロバに耳打ち (講談社文庫)
古本屋で発見。一期一会と思い迷わず購入。少し難しい本を読んだ直後なので、軽いテイストで楽しく読ませて頂きました。
読了日:02月17日 著者:中島らも
https://bookmeter.com/books/6493814

■絶滅危惧の地味な虫たち (ちくま新書)
昆虫学者による、絶滅危惧種の昆虫類(節足動物)の解説。タイトルの“地味な昆虫”とは、微小な昆虫類、地中あるいは海浜性の昆虫類。確認が困難な特異な生態的特徴を持っ種。生態が不明で再発見が困難な種。そもそも昆虫類の存在自体無関心な人々が多い世間で、絶滅危惧種として位置づけられているにも関わらずタレント性が希薄なためにニュースにもならない種の説明。著者が幼き頃より追跡した経験からなる昆虫類への思い入れと敬意と探求心を文章化された内容。感動しました。
読了日:02月15日 著者:小松 貴
https://bookmeter.com/books/12652040

■i (ポプラ文庫)
孤独と向き合いながら支えあっている。父、母、友人、夫。裏切られた気持ちになったり、愛情を精一杯感じたり。時にざらざらしながら、アイを見つけた着地点。
読了日:02月04日 著者:西 加奈子
https://bookmeter.com/books/14597879


▼読書メーター
https://bookmeter.com/

0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する